清松の人生




清松の人生

第1章明治15年
清松は石川の庄屋の息子として生まれる。裕福な家庭故、兄は満州警視、姉は
歌舞伎役者の妻、弟は帝大、市会議員、ブラジルのコーヒー支配人、
自らもお坊ちゃんと呼ばれる。
「ぼっちゃま、きょうはどこか遊びに生きましょうか」
いとこのの左近寺が誘いに来た。
車がまだない中、2人は従事に運転され、海まで釣りに行く。
左近寺は車の中で詩を読む
「国破れて山河在り」
日本は日清戦争で大勝し、ロシアへとさらに進出する。日本人のすごさは
世界中に轟き、中国では鬼と思われた。満州で清松の叔父は警視をしていた。

第2章印刷会社
清松は呉服屋の娘やすと結婚する。
いいとこのお嬢さんであった。その後、父為安の援助で横浜で印刷会社を
建設。当時ない輪転機なる最新鋭の印刷機を3台も導入した。😁

第3章繁盛
印刷業界は繁栄した、清松は子4人を設けた。ただ末っ子の繁だけは
勉強をしないで虫ばかり取っていた。
親戚の大助は東大に通うため。横浜の叔父、清松の家で下宿していた。
「おにいさんは頭いいんだね」
「なかなかいけないぞ」
繁はいぶかしげに見つめた。👦


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