パソコンメンテ 電源勝手位に落ちた時の対応

パソコンメンテ 電源勝手位に落ちた時の対応

①CPU、HDD、GPUの温度を確認できるフリーソフト「HWMonitor」で対応

今回、各ハードウェアの温度を確認するのにフリーソフトの「HWMonitor」を使ってみました。インストールは不要で、ダウンロード→解凍→exeファイルを実行するだけで手軽に使用できました。HWMonitorは、CPU、HDD、マザーボードの温度などの情報を見ることができるソフトです。こちらのソフトを起動させているとリアルタイムで温度の変化を見ることができるので、どの動作で負荷が掛かるのかなどのチェックにも使えます。
HWMonitor 公式サイト
HWMONITOR | Softwares | CPUID
まずこのページからインストール不要の「ZIP・ENGLISH」をダウンロード。
上の「SETUP・ENGLISH」はインストール版です。好きな方で良いと思います。日本語版はありません。
HWMonitor ダウンロード
「DOWNLOAD NOW!」をクリックしてダウンロードしてください。
HWMonitor ダウンロード
ダウンロードされたZIPファイルを解凍します。ZIPファイルの上にマウスカーソルを合わせ「右クリック」>「すべて展開」
HWMonitor ZIPファイル
実行ファイル(.exe)2つと、テキストファイルが展開されます。
HWMonitor 展開したファイル
Windowsが32ビットなら「HWMonitor_x32.exe」、64ビットなら「HWMonitor_x64.exe」を実行します。操作はこれだけです。あとは表示された情報をチェックします。

各項目の見方

ハードウェアごとに情報が表示されます。
Value:現在値
Min:最小値
Max:最大値
Min、Maxの数値はHWMonitorを起動してから計測された値の最小値と最大値になります。
温度の目安は各ハードウェアの製品により異なりますのでご注意ください。

マザーボード

HWMonitor マザーボード
Voltages:電圧
Temperatures:温度
Fans:ファンの回転数
Fans PWM:PWMファンの稼働率(PWM未対応の場合は0%の表示)
マザーボードの温度の目安
70度~:高め?

CPU

HWMonitor CPU
Voltages:電圧
Temperatures:温度(マルチコアの場合はコア別に温度が表示されます)
Powers:CPUの消費電力
Clocks:動作クロック
Utilization:コア別の利用率
CPUの温度の目安
80度~:高め?
CPUの温度が高い場合はCPUとヒートシンク(放熱する部品)の間のグリスを塗り直すことも検討してみてはいかがでしょうか。
CPUとヒートシンクの間のわずかな隙間に空気などが入ると熱伝導率が落ちてしまいCPUの熱を効率よく逃がせなくなります。
その隙間を埋めるため購入時からグリスが塗られているとは思いますが、数年経つと固まっていたりするので古いものを一度綺麗に拭き取り塗り直すことで熱伝導効率を高めることができます。

HDD(ハードディスク)

複数のHDDを搭載している場合は、各ドライブごとに表示されます。
HWMonitor ハードディスクドライブ
Temperatures:温度
Utilization:使用率
HDDの温度の目安
40度~:安全
50度~:やや危険
60度~:危険

GPU

GPU(Graphics Processing Unit)とはグラフィックボードに乗ってるチップのことです。
hwmonitor_gpu
Voltages:電圧
Temperatures:温度
Fans:ファンの回転数
Fans PWM:PWMファンの稼働率(PWM未対応の場合は0%の表示)
Clocks:動作クロック
Utilization:コア別の利用率
GPUの温度の目安
80度~:高め?

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