ずっと一定の周波数だった母なる地球の音(シューマン共振)がなぜか突然変化し、「地球自身が発生する周波数が変化していた」ということについて記したいと思います。このシューマン共振を含めて、「地球や、あるいは宇宙のほぼすべてからは音(周波数)が発せられている」という事実があるのですが、そのことに関して、これらが人間に対して与える影響については「科学的に認められていない」としても、この世は周波数(音)で作られている(抽象的な意味ではなく実際に)・私たち人類は、「常に」体と脳と精神の全体に音の振動とその周波数の影響を受けている。0.1 Hz 単位で周波数が動くたびに水面に描かれる紋様が「規則正しく」変化していく様子を見て、このことを確信したりしたことがありましたが、他にも、このことを裏付ける主張は数多くあります。シューマン共振の最も簡単な説明は、たとえば Wikipedia の、
> シューマン共振は、地球の地表と電離層との間で極極超長波 が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。
というもので、これ自体はオカルトでも何でもなく、実際に観測されていて、また、いつでも観測できるものです。他に、4次、5次とありますが、最も強いというか、影響があるのは上の 2次くらいまでの、
・7.83 Hz
・14.1 Hz
の2つの周波数なのではないかと思います。
このそれぞれの周波数が、「人間の脳波の周波数とリンクしている」という主張もありますが、上記 Wikipedia には、
> シューマン共振と脳波の関連性を主張し、シューマン共振と同じ周波数の電磁波にリラックス効果や治癒効果があるとうたわれることがあるが、科学的根拠はない。
という表記がありまして、一般的にはそういう説は科学では認められていないということのようです。
ちなみに、人間の脳周波数は、低い方から、デルタ(δ)波、シータ(θ)波、アルファ(α)波、ベータ(β)波というようになっていまして、およそですが、以下のようになっています。
・デルタ波 4 Hz 以下 深い睡眠、あるいは昏睡状態の時の脳の状態
・シータ波 4 〜 7 Hz 入眠時や無意識の時の脳の状態
・アルファ波 7 〜 14 Hz リラックスした状態の脳の状態
・ベータ波 14 〜 30 Hz 通常の覚醒状態。数値が高くなるほど興奮状態
・ガンマ波 30 Hz 以上 興奮状態の脳の状態
のようになります。
つまり、一応これと照らし合わせると、シューマン共振の一次と二次の
・7.83 Hz
・14.1 Hz
は、
> アルファ波 7 〜 14 Hz リラックスした状態の脳の状態
とほぼ一致するということは言えるのかもしれません。
ちなみに、周波数は 0 Hz の状態は「脳死」ではじめてそうなりますので、生きている限り、人間は脳から周波数を発していることになります。
「発している」ということは、周囲に対して出しているということですので、人間自体もまた周波数で周囲に影響を与えている存在だということが言えます。
そして、話をシューマン共振に戻しますと、
「この地球の発する周波数が変化した」
ということになるのです。ちなみに、音が人間に与える影響は「ほんの少しの変化」でも非常に大きいということが、過去から言われていまして、たとえば、ルドルフ・シュタイナーは、基本音( A = ドレミのラ)の調律は 432 hz で行うべきで、それ以外ではいけないとして、下のように主張していたとされています。432Hz に関しては、ルドルフ・シュタイナーが 100年以上前に以下のような警告を発していたことが知られている。A=440Hz と A =432Hz の違いは、毎秒たった 8周波の小さな違いでしかない。しかし、その違いは人間の意識の経験の中で、知覚の差として現れ、私たちは「存在」という概念を共有できるのだ。(THE IMPORTANCE OF 432HZ MUSIC)歴史的には下のような変遷を経た後に、基準音が 432 Hz から 440 hz に変更されました。1884年 イタリア政府が基準周波数を「 432 Hz」と制定
1925年 アメリカ政府が基準周波数を「 440 Hz」と制定
1939年 ロンドン国際会議によって、基準周波数は「 440 Hz」と制定される(この時点で国際的に 440Hz へと移行)
1953年 国際標準化機構(ISO)により、440Hz が国際基準値と決められるそのような小さな差でも「重大な変化が人間に起きる」と言われているわけです。このように「音の影響」というのは大きなものである可能性があるのですが、シューマン共振、つまり地球の音は、
・7.83 Hz → 8.5 Hz
へと変化した後、タイトルに「不安定化に」とありますが、これがさらに、
・7.83 hz → 8.5 Hz → 16.5 Hz → 24 Hz
と飛躍的な変化を遂げた瞬間があったようなのです。仮に、こういうような「地球の音の不安定化」がずっと続いてきたのだとすれば、人々の精神も肉体も脳波もあるいは同じように不安定・不健全になってきていたのかもしれないですし、あるいは関係ないのかもしれないですし、それはわかりません。私たちの周囲の宇宙はすべて音を発している、地球だけではなく、宇宙のさまざまなものが「周波数を発している」ということを、過去記事などで取りあげたことがありますが、たとえば、その中でも、
・太陽は 528 Hz の周波数を発し続けている
ということなどもあります。
この 528 Hz という周波数は、ソルフェジオ周波数という概念では「人間の DNA を修復する」作用があると言われ続けているものです。太陽が出している音を直接聴いたり、記録したりすることはできません。これは NASA の太陽観測衛星 SOHO の装置で太陽の表面の音の圧力波を記録し、それを米国スタンフォード大学の天文学者たちが振動を追跡して現したものです。さすがに、今でも、太陽のこの 528 Hz ( DNA を修復する周波数)までは変化していないと思いますが・・・。しかし、仮に今回書きましたような、
・シューマン周波数の「人間の脳波」への影響
と
・ソルフェジオ周波数の「人間の肉体」への影響
などが正しいものだとした場合、「それらの周波数が大きく変化していった」時に、私たち人類は、
「太陽と地球からの周波数のサポートを失う」
ということになるのかもしれません。
さらには、地上の音も先ほど書きましたように 432 Hz が破棄され、440 Hzの世界ということになっているわけで、特に、強大な低周波を避けることは基本的にできないです。また、「高周波活性オーロラ調査プログラム」というものがあります。一般的に HAARP と呼ばれているものですが、これもまた、「地球や太陽の磁場エネルギーの周波数と同じような周波数」を出しています( HAARP の周波数は約 5Hz )。
そんなことから、 HAARP のシグナルは、人間と地球と太陽が共有している周波数に干渉している可能性がある」と考えたこともありましたが、実際はどうなのかはわかりません。また、2004年頃からは、「世界中で謎の周波数が検出」されていることも、わかっています。
下は、米国オクラホマ州立大学の地球物理学者デビッド・デミング博士(Dr. David Deming)が 2004年に書いた論文の1ページ目ですが、そこに「 HAARP 」という文字が出てきます。HAARP の他に、LORAN (ロラン)、TACAMO などが出てきますが、すべて、アメリカ軍の電波、超音波系のシステムに関しての略語です。今の世の中は「いろいろな音」が、自然界からも、人為的にも、さまざまに入り乱れているということは言えそうです。
第2節nasaで研究
NASAがシューマン周波数の研究を始めたきっかけは、月面着陸を果たしたアポロ11号の帰還者たちの症状である。帰って来た宇宙飛行士たちのその症状は“宇宙酔い”とも呼ばれたが、みなふらついて、吐き気、不快感を訴えたのである。NASAの科学者は慌てた。
地球で進化してきた人間が、その本来の環境を離れて外宇宙に出て行った場合不足するような地球の生命にとっての4つのエレメントはすべて宇宙船に積んでいったはずであった。水、空気、太陽光線、食べ物の4つである。NASAの科学者たちが見落としていたものがあった。地球固有の振動周波数をもつ極超長波、シューマン周波数 7.83Hzである。水、空気、太陽光線、食べ物はすべて目に見える。知覚でき、口の中に入れることもできる。しかし、シューマン周波数 7.83Hzは目にも見えなければ、感じ取ることもできない地球物理学的現象なのである。そんなものが人間に必須な条件だとは思いもよらなかったのである。重力というエレメントは簡単に失われることはないので、さほど問題にしなくていいかもしれない。しかし、シューマン周波数の場合、どうやら人間は自分では気づかないうちにその重要なエレメントを20世紀に入ってから自らぶち壊してきたように思われる。どういうことかというと、電気の利用、電波の利用、電磁波の利用の領域や機会が爆発的に増大し、おびただしい量の電磁波が錯綜し混濁している中に我々は生活するようになってしまったのである。シューマン周波数という自然のシンフォニーが、飛び入りの“ヘビメタバンド”の大集団の殴りこみを受けて、その大音量にかき消されているといった図なのである。
ここ100年あまりで人工的な電磁場、電波、電磁波によって下図のようなスペクトルになっている。この混濁はさらに加速して、地球本来のシューマン周波数 7.83Hz も地球本来の天然の電磁波も“ヘビメタバンド”の大音量に埋没し始めている。専門家の計算によると、今日地球上で人間によって放出されている電磁波の総量は地球本来が発している天然の電磁波の1億倍から2億倍と言われている。われわれ、特に日本人は日々そういった環境で何も知らずに毎日 “便利で快適な生活” を送っているわけである。
ほんの100年あまりの間にこんな状態になるなどとは、地球も地球の生命もこの何十億年間予想だにしなかったであろう。こうした20世紀以降の人類という“ヘビメタバンド”によるほとんど爆発的な電磁的混濁状態(英語では、electro-magnetic pollution, electrosmog という)はまったく目にも見えず、感じられもしない。しかし、人間をはじめとする地球の生命にとっては、知覚でき、目に見える大気汚染や水質汚染などよりもはるかに深刻である。感じ取れないために歯止めが無く、それだけにかえって危険で深刻かもしれない。こうした危険は人間の五感では感知することはできないのである。知性によってしか察知、判断できないものである。そして、人類の99%以上は、“ホモサピエンス”には属していても、必ずしも“サピエンス=賢い” とは限らないのである。困ったものである。気づかないだけではない。自分の健康、生存に不可欠な環境を自分でも気づかないうちに悪化させているのである。強迫的自損行為である。あなたはだいじょうぶだろうか。
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