人体と振動 論文

人体と振動
はじめに
振動力学の研究において人間の振動についての論文は少ないのではないか。
人体の振動を研究することで機械の振動問題の手がかりをつかむための
研究を開始したい。
目次 第1章 人体と振動
   第2章 レイモンドライフ博士
   第3章 パウル・シュミット博士
   第4章 脳波、α,ベータ、ガンマー波
   第5章 シューマン共振
第1章人体の振動

私たちの身体の中には器官は常にそれぞれ決まった振動=音を発していて、振動しながら身体全体の調和を保っています。人間には約60兆個の細胞があるといわれていますが、各生体細胞が常に振動しているのです。そしてその音は「5つの音の組み合せ」による合成音を発しているようです。心臓には心臓の形を、胃には胃の形を作り出している5つの音があるのです。
細胞が正しい周波数で振動していれば健康状態が保つことができるのですが、環境の悪化や食生活の変化などいろいろな外的要因の影響で細胞が以上振動をしたり、歪んでしまうことが原因で起こるのが病気と考えられています。細胞の振動の乱れは細胞の形や性質までも変化させ、正しい動きを損害してしまうからのようです。
私たちの身体のまわりにある生命エネルギー体も「音」を発しています。
エネルギー的な存在である人体また、微細なエネルギー場の影響を受けながら維持されています。3次元の世界で考えると身体のまわりには気体があり、さらにそのまわりに物質的なエネルギーフィールドが幾重にも存在しています。
その気体とは東洋医学でいうところの「気」のようなもので、気の流れが不調なときには病んだ状態に陥ります。鍼灸や指圧、マッサージなどでご経験があると思います。エネルギーフィールドの中で、身体より5~20センチメートルほどの大きさで身体を取り囲んでいるエネルギーテンプレートを「エーテル体」といいます。このエーテル体はストレスに弱く、悪い環境の中では病んだ状態になって人体に悪影響を及ぼします。
肩が凝る、アタマが重い、だるいなどの症状がそれにあたります。つまり、身体に現象が起きる前に、エネルギー的な変化がエーテル体レベルで起こるのです。そしてこのエーテル体も特有の振動や周波数を持っています。
マナーズ博士は、「身体の成長はエーテル体の鋳型に沿って起こり、病気は肉体に現れる前にエーテル体に現れる」と考えました。細胞が持っているテンプレートとはエネルギーの場です。その乱れが心身の不調の原因と考えられ、健康な状態を取り戻すにはマナーズ博士が発見した音が非常に有効なことは実際の臨床結果からも立証されているようです。

第2章レイモンドライフ博士
ロイヤル・レイモンド・ライフ博士。これほど、医療において革命的な発明・発見をした人物はいないと言っても過言ではありません。
ライフ博士は、すべての物質と同様に、目には見えないレベルでウイルスもそれ独自の振動数で、振動していることに着目しました。そして、そのウイルスと共振する周波数の光を照射して、ウイルスをさらに振動させました。 微生物がその構造的な形を維持するのに耐えきれなくなるまで照射レベルをさらに上げてやると、ウイルスの形は歪み、崩壊してしまうのです。 ライフ博士は、この周波数を「致死反応振動数(MOR)」とよびました。そして、 この「致死反応振動数(MOR)」の光は、ウイルス以外の周りの正常な細胞には、いっさい害を与えないのです。この治療法の仕組みは、ワイングラスをある特定の音波で、破壊できることに似ています。目には見えませんが、ワイングラスの分子は、すでにいつも特有の音(その音波のいくつかの高調波と同じ振動数)で振動しています。その音と共鳴しているのです。全てのものは、その物質個有の振動数で振動しているので、その音波で破壊されるのは、そのワイングラスだけです。まさにありとあらゆる全てものは、他とは異なるそれ固有の共鳴振動数を有しており、それこそありとあらゆる周波数が存在しているのです。

この技術を完成させるのにライフ博士は、ヘルペスや小児麻痺、脊髄膜炎、破傷風、インフルエンザなどを含む数多くの危険なウイルスなどの病原菌を破壊する特定の周波数を発見するために一度に丸二日( 48 時間)通しで働くという生活を長年行っていました。
1929 年、「ライフ博士が開発した顕微鏡でウイルスの生態の観察に成功した」という新聞記事が出ると、アーサー・ケンダル博士が友人のミルバンク・ジョンソン博士にライフ研究所を訪問して、本当か確認してくるよう依頼しました。依頼の通り研究所を訪問した、ミルバンク・ジョンソン博士は、ライフ博士の先進的な研究に興味を持ち、協力者となりました。また、アーサー・ケンダル博士も、ウイルスを培養して、生きたまま観察できる培養液(K- medium) を開発し、ライフ博士と共同研究をはじめました。

そして、 1931 年 11 月 20 日には、ミルバンク・ジョンソン博士による晩餐会が催され、米国内で最も尊敬される医学界の権威である 44 人が、ライフ博士とアーサー・ケンダル博士の共同研究の功績を祝いました。

1934 年、南カリフォルニア大学は、特別医療研究委員会を設立して、ミルバンク・ジョンソン博士のパサデナ郡立病院の末期がん患者を対象にライフ博士の研究所でがん治療実験を実施しました。その研究チームには医者や病理学者が加わり、患者の診察を行いました。 3 カ月の診療の後、委員会は 86.5 %の末期がん患者が完全に治癒したと報告したのです。さらに治療は継続され、残りの 13.5 %の患者も 4 週間後にはこの治療によって完治してしまいました。ライフ博士の技術による治癒率は何と 100 %だったのです。 現代の最先端治療でさえ、がんの平均治癒率は、 15 ~ 30 %と言われていますから、この数値が、どれほど驚くべきものかおわかりになるでしょう。
悲劇の兆候は、まずライフ博士を買収することから始まりました。 1934 年 には、米国医師会の株式をすべて所有していたモーリス・フィッシュベイン氏が、弁護士をよこして、ライフ博士の治療法の独占権を渡すよう要求しました。しかし、ライフ博士は、それを断ったのです。

まず、ライフ博士の研究所からフィルムや写真や研究書類の多くが盗まれました。しかし、容疑者が逮捕されることはありませんでした。そして、ライフ博士の研究を立証するため、何億円もかけて設立されたニュージャージー州のバーネット研究所が放火されたのです。

これによって 、ライフ博士も窮地に立たされました。というのは、コンピューターがなかった時代にこれらのデータを復元することは大変なことだからです。さらに、ライフ博士の貴重な顕微鏡は何者かによって、破壊され、 5682 もの部品が盗まれました。そして、最後にとどめを刺したのは、警察による令状なしの捜索と違法な没収です。これにより、 50 年に渡るライフ博士の研究の残骸もすべて処分されてしまったのです。

結論として、ライフ博士の生涯をかけた研究と大発見は無視され、潰されただけでなく、おそらくは、ライフ博士とともに埋もれてしまったものと思われます。ライフ博士の最後の 3 分の 1 の人生は、アルコールに溺れたものでありました。無駄になった 50 年の研究生活からくる精神的な痛み、またすべてを鋭敏に知覚できる意識は、膨大な利益を手にする少数の既得権益者たちの傍らで、無為に苦しむ何百万もの人々を、酒の力なしで、忘れることはできなかったのでしょう。

1971 年、ライフ博士は、バリウム(精神安定剤)とアルコールの過剰摂取により帰らぬ人となりました。 83 歳でした。ライフ博士は、自身の発明した治療器の特殊な光の照射を浴び続けていたため、アルコールの乱用にもかかわらず、これほど長生きできたといわれています。

第3章パウル・シュミット

振動に共鳴する事象、現象が起こる

全ては共鳴で成り立っており、人間の身体はそんなそれぞれの絶妙な周波数のバランスで成り立っている。
どんな不協和音を奏でているのか?
不協和音は誤振動となり、表面化する。私達はそんな臓器オーケストラにおける指揮者であり、時には調律者。

臓器オーケストラ

臓器って各部位によってヘルツが異なるらしい!
この情報は新たな発見でした。絡み合うと物凄い調和と広がりをもたらします。
オーケストラはそれぞれの楽器の周波数の調和が大事で、その調和が素敵なハーモニーを奏でます。

臓器それぞれの周波数(ヘルツ)について

心臓 40.00
小腸 61.50
肺  72.00
大腸 60.00
肝臓 56.00
胆嚢 63.50
胃  20.50
膵臓 26.00
脾臓 11.50
腎臓 79.00
膀胱 64.80
骨格 100
皮膚 4.50
など。
※パウル・シュミットが、バイオレゾナンス測定方法で突き止めた周波数
その周波数が乱れると、その乱れに共鳴する波長の物が引き寄せられます。
各々の周波数の乱れが、身体全体の調和を乱す。
共鳴と非共鳴の原理原則です。

第5章脳波とは

  • 「脳波」(2019年1月13日 (日) 17:08  UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。を引用
  • 脳波(のうは、ElectroencephalogramEEG)は、ヒト・動物のから生じる電気活動を、頭皮上、蝶形骨底、鼓膜脳表、脳深部などに置いた電極で記録したものである。

    ほぼ全般性、持続性に出現し、脳波の大部分を形成する特定の脳波活動を基礎律動(背景脳波)という。基礎律動は覚醒度、年齢、薬物によって変化し、基礎律動が異常をしめす病態もある。基礎律動には周波数帯域ごとに以下のように名前が付けられており、それぞれ異なった生理学的な意義を有している。

    名称読み周波数帯域
    δ波デルタ波1-3Hz
    θ波シータ波4-7Hz
    α波アルファ波8-13Hz
    β波ベータ波14-Hz
    一般に健常者では、安静・閉眼・覚醒状態では後頭部を中心にα波が多く出現する。また睡眠の深さ(睡眠段階)は脳波の周波数などに基づいて分類されている。健常成人の安静覚醒閉眼時では、後頭部優位に出現するα波が基礎律動となる。25~65歳の正常成人では9~11Hzのαが後頭部優位に出現し、開眼、光、音刺激などで抑制される。周波数の変動は1Hz以内である。
    α波を基準としてそれよりも周波数の遅い波形を徐波、周波数の早い波形を速波という。振幅は正常人は20μV - 70μVであり、これを中等電位という。20μV以下で低電位、100μV以上で高電位ということがある。30mm/secで50μV/5mmで記録されることが多い
第5章シューマン共振
 第1節シューマン共振とは
 ずっと一定の周波数だった母なる地球の音(シューマン共振)がなぜか突然変化し、「地球自身が発生する周波数が変化していた」ということについて記したいと思います。このシューマン共振を含めて、「地球や、あるいは宇宙のほぼすべてからは音(周波数)が発せられている」という事実があるのですが、そのことに関して、これらが人間に対して与える影響については「科学的に認められていない」としても、この世は周波数(音)で作られている(抽象的な意味ではなく実際に)・私たち人類は、「常に」体と脳と精神の全体に音の振動とその周波数の影響を受けている。0.1 Hz 単位で周波数が動くたびに水面に描かれる紋様が「規則正しく」変化していく様子を見て、このことを確信したりしたことがありましたが、他にも、このことを裏付ける主張は数多くあります。シューマン共振の最も簡単な説明は、たとえば Wikipedia の、
> シューマン共振は、地球の地表と電離層との間で極極超長波 が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。
というもので、これ自体はオカルトでも何でもなく、実際に観測されていて、また、いつでも観測できるものです。他に、4次、5次とありますが、最も強いというか、影響があるのは上の 2次くらいまでの、
・7.83 Hz
・14.1 Hz
の2つの周波数なのではないかと思います。
このそれぞれの周波数が、「人間の脳波の周波数とリンクしている」という主張もありますが、上記 Wikipedia には、
> シューマン共振と脳波の関連性を主張し、シューマン共振と同じ周波数の電磁波にリラックス効果や治癒効果があるとうたわれることがあるが、科学的根拠はない。
という表記がありまして、一般的にはそういう説は科学では認められていないということのようです。
ちなみに、人間の脳周波数は、低い方から、デルタ(δ)波、シータ(θ)波、アルファ(α)波、ベータ(β)波というようになっていまして、およそですが、以下のようになっています。
デルタ波 4 Hz 以下 深い睡眠、あるいは昏睡状態の時の脳の状態
シータ波 4 〜 7 Hz 入眠時や無意識の時の脳の状態
アルファ波 7 〜 14 Hz リラックスした状態の脳の状態
ベータ波 14 〜 30 Hz 通常の覚醒状態。数値が高くなるほど興奮状態
ガンマ波 30 Hz 以上 興奮状態の脳の状態
のようになります。
つまり、一応これと照らし合わせると、シューマン共振の一次と二次の
・7.83 Hz
・14.1 Hz
は、
> アルファ波 7 〜 14 Hz リラックスした状態の脳の状態
とほぼ一致するということは言えるのかもしれません。
ちなみに、周波数は 0 Hz の状態は「脳死」ではじめてそうなりますので、生きている限り、人間は脳から周波数を発していることになります。
「発している」ということは、周囲に対して出しているということですので、人間自体もまた周波数で周囲に影響を与えている存在だということが言えます。
そして、話をシューマン共振に戻しますと、
「この地球の発する周波数が変化した」
ということになるのです。ちなみに、音が人間に与える影響は「ほんの少しの変化」でも非常に大きいということが、過去から言われていまして、たとえば、ルドルフ・シュタイナーは、基本音( A = ドレミのラ)の調律は 432 hz で行うべきで、それ以外ではいけないとして、下のように主張していたとされています。432Hz に関しては、ルドルフ・シュタイナーが 100年以上前に以下のような警告を発していたことが知られている。A=440Hz と A =432Hz の違いは、毎秒たった 8周波の小さな違いでしかない。しかし、その違いは人間の意識の経験の中で、知覚の差として現れ、私たちは「存在」という概念を共有できるのだ。THE IMPORTANCE OF 432HZ MUSIC歴史的には下のような変遷を経た後に、基準音が 432 Hz から 440 hz に変更されました。1884年 イタリア政府が基準周波数を「 432 Hz」と制定
1925年 アメリカ政府が基準周波数を「 440 Hz」と制定
1939年 ロンドン国際会議によって、基準周波数は「 440 Hz」と制定される(この時点で国際的に 440Hz へと移行)
1953年 国際標準化機構(ISO)により、440Hz が国際基準値と決められるそのような小さな差でも「重大な変化が人間に起きる」と言われているわけです。このように「音の影響」というのは大きなものである可能性があるのですが、シューマン共振、つまり地球の音は、
7.83 Hz → 8.5 Hz
へと変化した後、タイトルに「不安定化に」とありますが、これがさらに、
7.83 hz → 8.5 Hz → 16.5 Hz → 24 Hz
と飛躍的な変化を遂げた瞬間があったようなのです。仮に、こういうような「地球の音の不安定化」がずっと続いてきたのだとすれば、人々の精神も肉体も脳波もあるいは同じように不安定・不健全になってきていたのかもしれないですし、あるいは関係ないのかもしれないですし、それはわかりません。私たちの周囲の宇宙はすべて音を発している、地球だけではなく、宇宙のさまざまなものが「周波数を発している」ということを、過去記事などで取りあげたことがありますが、たとえば、その中でも、
・太陽は 528 Hz の周波数を発し続けている
ということなどもあります。
この 528 Hz という周波数は、ソルフェジオ周波数という概念では「人間の DNA を修復する」作用があると言われ続けているものです。太陽が出している音を直接聴いたり、記録したりすることはできません。これは NASA の太陽観測衛星 SOHO の装置で太陽の表面の音の圧力​​波を記録し、それを米国スタンフォード大学の天文学者たちが振動を追跡して現したものです。さすがに、今でも、太陽のこの 528 Hz ( DNA を修復する周波数)までは変化していないと思いますが・・・しかし、仮に今回書きましたような、
シューマン周波数の「人間の脳波」への影響
ソルフェジオ周波数の「人間の肉体」への影響
などが正しいものだとした場合、「それらの周波数が大きく変化していった」時に、私たち人類は、
「太陽と地球からの周波数のサポートを失う」
ということになるのかもしれません。
さらには、地上の音も先ほど書きましたように 432 Hz が破棄され、440 Hzの世界ということになっているわけで、特に、強大な低周波を避けることは基本的にできないです。また、「高周波活性オーロラ調査プログラム」というものがあります。一般的に HAARP と呼ばれているものですが、これもまた、「地球や太陽の磁場エネルギーの周波数と同じような周波数」を出しています( HAARP の周波数は約 5Hz )。
そんなことから、 HAARP のシグナルは、人間と地球と太陽が共有している周波数に干渉している可能性がある」と考えたこともありましたが、実際はどうなのかはわかりません。また、2004年頃からは、「世界中で謎の周波数が検出」されていることも、わかっています。
下は、米国オクラホマ州立大学の地球物理学者デビッド・デミング博士(Dr. David Deming)が 2004年に書いた論文の1ページ目ですが、そこに「 HAARP 」という文字が出てきます。HAARP の他に、LORAN (ロラン)、TACAMO などが出てきますが、すべて、アメリカ軍の電波、超音波系のシステムに関しての略語です。今の世の中は「いろいろな音」が、自然界からも、人為的にも、さまざまに入り乱れているということは言えそうです。

第2節nasaで研究
NASAがシューマン周波数の研究を始めたきっかけは、月面着陸を果たしたアポロ11号の帰還者たちの症状である。帰って来た宇宙飛行士たちのその症状は“宇宙酔い”とも呼ばれたが、みなふらついて、吐き気、不快感を訴えたのである。NASAの科学者は慌てた。
地球で進化してきた人間が、その本来の環境を離れて外宇宙に出て行った場合不足するような地球の生命にとっての4つのエレメントはすべて宇宙船に積んでいったはずであった。水、空気、太陽光線、食べ物の4つである。NASAの科学者たちが見落としていたものがあった。地球固有の振動周波数をもつ極超長波、シューマン周波数 7.83Hzである。水、空気、太陽光線、食べ物はすべて目に見える。知覚でき、口の中に入れることもできる。しかし、シューマン周波数 7.83Hzは目にも見えなければ、感じ取ることもできない地球物理学的現象なのである。そんなものが人間に必須な条件だとは思いもよらなかったのである。重力というエレメントは簡単に失われることはないので、さほど問題にしなくていいかもしれない。しかし、シューマン周波数の場合、どうやら人間は自分では気づかないうちにその重要なエレメントを20世紀に入ってから自らぶち壊してきたように思われる。どういうことかというと、電気の利用、電波の利用、電磁波の利用の領域や機会が爆発的に増大し、おびただしい量の電磁波が錯綜し混濁している中に我々は生活するようになってしまったのである。シューマン周波数という自然のシンフォニーが、飛び入りの“ヘビメタバンド”の大集団の殴りこみを受けて、その大音量にかき消されているといった図なのである。 
ここ100年あまりで人工的な電磁場、電波、電磁波によって下図のようなスペクトルになっている。この混濁はさらに加速して、地球本来のシューマン周波数 7.83Hz も地球本来の天然の電磁波も“ヘビメタバンド”の大音量に埋没し始めている。専門家の計算によると、今日地球上で人間によって放出されている電磁波の総量は地球本来が発している天然の電磁波の1億倍から2億倍と言われている。われわれ、特に日本人は日々そういった環境で何も知らずに毎日 “便利で快適な生活” を送っているわけである。
ほんの100年あまりの間にこんな状態になるなどとは、地球も地球の生命もこの何十億年間予想だにしなかったであろう。こうした20世紀以降の人類という“ヘビメタバンド”によるほとんど爆発的な電磁的混濁状態(英語では、electro-magnetic pollution, electrosmog という)はまったく目にも見えず、感じられもしない。しかし、人間をはじめとする地球の生命にとっては、知覚でき、目に見える大気汚染や水質汚染などよりもはるかに深刻である。感じ取れないために歯止めが無く、それだけにかえって危険で深刻かもしれない。こうした危険は人間の五感では感知することはできないのである。知性によってしか察知、判断できないものである。そして、人類の99%以上は、“ホモサピエンス”には属していても、必ずしも“サピエンス=賢い” とは限らないのである。困ったものである。気づかないだけではない。自分の健康、生存に不可欠な環境を自分でも気づかないうちに悪化させているのである。強迫的自損行為である。あなたはだいじょうぶだろうか。

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