美学、イラストで食べていくには no3


美学、イラストで食べていくには、アートの面白さ no3
 
イラストのグッズ販売をはじめる。 グッズ販売はこちらへどうぞ
イラストは描いたことがないので、自然を模写し、心を込める絵を描いていく。
個人的には自然以上に美しいものは人間には作りようがないと思う。
何故ならば、自然は大芸術品であり、全宇宙の傑作品だからである。
ただそこに芸術家の心を籠めることにより、それに共鳴した人のみ
感動がある。もし、その芸術家とちがう振動ならば感動がない。
よって、私の作品に誰も共感しない可能性はある。写真も同様にとった人の
振動に共鳴できるかが問題になると思う。
第20章絵画を描いて稼ぐ方法
画家の仕事をしながら普通の会社員として働いている人が数多く存在しているが、恐らくその人達は絵だけでは生活できないと判断した人がほとんどだろう。絵の単価を上げる作業から始めていかなければならない。アメブロやFC2などを使って絵や自分の活動を広めようと言う考えは間違いと言う事だ。絵を描いているほとんどの人が宣伝活動のためにアメブロやFC2のような無料ブログをメインで宣伝活動用に使っているがそれはかなり効率が悪く、一握りの人しか結果はでないであろう。
 とにかく世の中にはあなたの知らない間違えた情報と正しい情報が混在している事を知る事が正しい宣伝活動の仕方に繋がってくるのだ。宣伝広告で効果的なものは目を引くような動画や見ていておもしろい動画が支流になる時代に突入している。 
絵を人に見てもらうためには個展を開いてそこで素晴らしい映像を流しておけば効果は抜群であろう。そしてこの個展でも絵の価値をアピールする必要がある。個展で価格の安い絵を並べてしまうと見る側からすれば「この値段で買えるなら買おう」と言う心理は働くかもしれないがそうする事によって絵が手元からなくなってしまい結果的にまた新たに絵を描きためなければならない。原画を売ってしまうとまた新しい作品を描かなければならない。どうせなら手元に原画を残しつつ絵で稼ぎたいもの・・・しかしそんな方法が存在するのだろうか?
結論から言うと最適な方法がある。ジクレー印刷と言う物をご存知だろうか?今まではシルクスクリーンと言う
版画を利用した方法で絵を複製して売る事が支流であった。
しかし現在では最先端技術のジークレーのプリント技術を利用して絵を複製し、後でエディション番号を枚数を限定して記載する事でその複製品自体の価値をも高める事ができる。ジークレーはヨーロッパから広がった技法であり最新のデジタル技術を駆使して好きな紙質の上に原画の繊細な部分までをも複製してしまう。そのクオリティーは本物と
ほぼ代わりない出来に仕上げる事ができるのだ。 
その最先端の複製技法を利用して複製品を売り、原画を売らずに絵を描きためる事もでき、多くの画家がこの方法で収入を得ている。

小額でもいいのならネット販売サイトを利用する

googleで「絵で稼ぐ」と検索すると数多くのネット通販サイトや絵で収入を得るためのサイトが紹介されている。 
稼ぐ額が小額でいいのであればこれらのサイトを利用すると良い。
 しかしこう言ったサイトでは絵の値段設定を安くしないと中々売れない傾向にある事も事実。すでに何年もこれらのサイトを利用していてそれなりにリピーターがついているのなら少し高めの値段にしても売れるかもしれないが原画でせいぜい3万円程度ではないだろうか? 
このサイトを利用するメリットは絵が売れやすいと言う事であり、デメリットは絵一枚あたりの価値が下がってしまうと言う事である。

21章イラストの仕事で最低限知っておきたいこと



































イラストは私たちの生活の中にあふれています。イラストレーターといってもさまざまなお仕事があるのですが、代表的なものとして以下のようなものが挙げられます。

(1)ゲームのキャラクターなどを描く
スマートフォンを使用したソーシャルゲームの登場によって、ますますイラストの重要性が高まっています。譬えばカードゲームでは
カードには1枚ずつ精緻なイラストが描かれており、このゲームひとつでも1万枚以上のイラストが必要になります。とうてい数人のイラストレーターではまかなうことができませんから、おそらく数百人という単位のイラストレーターが活躍しているはずです。

また、カードバトルゲームはソーシャルゲームの一大ジャンルとして定着しており、それぞれのゲームで最低でも1000枚くらいのイラストは必要であることを考えると、イラストレーターの需要の高まりがどれほどの規模かだいたい想像していただけるでしょう。

ある程度、設定が固まっているキャラクターをイラストに起こすこともあれば、キャラデザインの時点から携わるケースもあり、画力だけではなくデザインセンスも必要です。
ゲーム中にペンネームを表記されることが多く、キャラデザインしたゲームがヒットすると知名度も一気に上がります。『現代イラストレーターの登竜門』といってもいいでしょう。


(2)ライトノベルなど小説の挿絵
小説とイラストは切っても切れない関係です。表紙のイラストひとつで小説の売れ行きが大きく変わることがあるため、極めて重要な役割を担っています。自分らしさを出すことも大切ですが、小説の世界観を一枚の絵として表現する必要があることから、ある程度のスキルや経験が求められるようです。
最近はイラストを多用するライトノベルのお仕事が増えていて、担当した作品がヒットすれば一躍、売れっ子イラストレーターの仲間入りをすることもできます。ライトノベル原作のアニメや映画も増えており、クリエイターとしての満足度も高い仕事です。

なお、ライトノベルを多く手がける出版社としては電撃文庫が非常に強く、2011年のデータでは年間180点 を超えています。このほか富士見ファンタジア文庫、MF文庫J、ファミ通文庫などが100冊ペースを維持しており、出版業界全体のラノベ出版点数は2005年で500点以上、2011年にはその倍近くにまで伸びています。


(3)広告のイラスト
雑誌・チラシ・WEBサイトなどに掲載する広告のイラストを描くお仕事です。広告では描写の技術も大切ですが、それ以上にお客さんの心をつかむことが求められます。紙媒体ならば印象に残るようなインパクトのあるイラスト、WEB媒体ならば思わずクリックしたくなるような魅力的なデザインであることが重要です。

広告はもともと人に見せることを想定しているため、イラスト関係の中でも、人目に触れる機会が多い仕事です。次の依頼につながることも多いので、積極的にチャレンジしてみましょう。


(4)テレビ関係

テレビ番組やCMなどに使われるイラストを描くお仕事です。
番組や商品によって求められるテイストが異なるため、リアル・アニメ・ディフォルメなど、複数のタッチを使い分けられる人ならば幅広く活躍することができます。
プロジェクトの規模によっては多くのクライアントと関わることになるので、コミュニケーション能力も必要です。


イラストのお仕事をもらう方法は?

基本情報やポートフォリオなどを掲載するだけで、大手企業・官公庁・ベンチャー企業・個人経営者などから依頼が届きます。

「持ち込みをするのは抵抗があるけれどイラストの仕事をしてみたい」という人に最適です。ほかには出版社が開催している「コンテストに応募する」方法もあります。

ライトノベルを制作しているエンタメ系の出版社では毎年のようにコンテストを行なっており、受賞者は賞金のほかにラノベのイラストレーターとしてデビューが約束されるなど、さまざまな特典があります。最近は持ち込みを断って、コンテストのみで募集している出版社も増えているようです。

作品を郵送するだけでいいので、地方に住む人や、働きながらイラストレーターを目指している人にもおすすめです。

スキロッツ(旧:ファーストデザイン)
http://www.skillots.com/
クリ博
https://www.onlinework.jp/
エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン)
http://www.wtrpg9.com/novel/


リピートの秘訣は「締め切り厳守」

イラストレーターの仕事が増えている今、イラストを描いて報酬を得るのはそれほど難しくありません。
しかし、プロのイラストレーターとして生きていくためにはいくつか必要なものがあります。そのなかで最も重要といえるのが「締め切り厳守」の精神です。

どんなにイラストが上手な人であっても、締め切りまでに納品できない人は信頼を失ってしまいます。イラストレーターとしての技術や経験はもちろん重要ですが、ビジネスにおいては「信頼できるかどうか」が重要です。

締め切り厳守の大物イラストレーターとしては、鳥山明先生があまりに有名でしょう。
鳥山先生はアシスタント経験などを経ず、デザイン会社のデザイナーを務めたのち、少年ジャンプの鳥嶋和彦(かの有名なマシリト)編集者に持ち込みを続けてついにプロデビューを果たしました。

サラリーマン経験がある鳥山先生は、大ヒット作を連発した後も「社会人は時間を守って当然」と締め切りを厳守し続けたのです(一説には、少年ジャンプに対して締め切りを守ることを前提に名古屋在住を許可してもらっていたともいわれますが)。

第22章フリーランスでの仕事の取り方
フリーのイラストレーターになったあと重要なのは、絵の仕事の取り方です。現在、フリーランスのイラストレーターになる道は主に2つあると言えます。画力に割と自信があるのですぐフリーランスのイラストレーターになった!腕を磨くためまず会社に属してイラストの仕事をしていずれ独立する!フリーランスのイラストレーターの仕事内容には多くの種類がありますが、代表的なものをいくつか挙げておきます。ゲームのキャラクター・アイテム・モンスターデザイン、ライトノベルなどの表紙・挿絵、広告・パッケージ用イラスト、企業・自治体向けキャラクターデザイン、現在、もっとも仕事の数が多いのはスマホゲームのカードイラストを描くイラストレーターでしょう。一時期の過熱はないですが今も需要は高いので、そこそこの技術があって仕事先とのつながりさえ持てたら割と安定した発注をもらえるかもしれません。逆にそれ以外の分野のイラストレーターだとまず会社に属したりコンペで選ばれる必要もあるので、ピンポイントで目指していくのは若干手間がかかることがあるでしょう。種類・量・技術やキャリアでイラストレーターの収入には大きな差がついていきます。たとえばスマホゲームのカードイラストの場合、背景・服装差分の有り無しの条件でも変わりますがイラスト一枚の単価は2~8万くらいの範囲におさまるでしょう。こうしてあなた自身の可能な作業量がわかれば、引き受けるイラストの仕事の量と単価がいくらなら毎月生活できるかわかるでしょう。フリーのイラストレーターがある程度余裕のある生活を送れるようになるには、最初は日々休みなく描き続けることが欠かせません。フリーのイラストレーターの基本的な姿勢としてクライアントへの連絡を欠かさず、ミスに対して不必要な言い訳をせず、素早く誠実に仕事をしていくことが重要です。過去の人脈を利用、マッチングサイトに登録する(クラウドワークス・ランサーズなど)、コンテストに応募する、web上にポートフォリオや作品を掲載、SNSやポータルサイトで情報配信、イラスト関連のイベントに出店する、クリエイターの交流会に参加する、求人に応募する、自ら売り込みをかけていく、自分で仕事を検索できるサイトに登録する結局フリーの立場において一番大事なのは、人とのつながりで生まれる「縁」です。最初からうまくいくとは思わない方が無難です、よっぽど技術が高ければpixivに数枚投稿するだけでも声がかかりますが一部の人に限られます。ポートフォリオも的確な見せ方を調べ改善を加えていくことが重要です、ネットの情報も参考にどうすればあなた自身の価値を高く伝えられるか考えて実践していってください。 

①正社員的な手厚い保証が魅力のフリーランス専用検索サイト「Midworks」

ギークリーはIT・WEB・ソーシャルゲーム業界を専門とした、転職支援サービスです。

第22章絵で食べていくには 

  1. イラストACに登録してアップロードものをダウンロードしてもらう
  2. 企業や地方公共団体が発注したイラスト・キャラクター公募に応募
  3. LINEスタンプに参入
  4. クラウドソーシングにてイラスト・ロゴ制作の依頼を受ける
  5. 友人などからの直接依頼

「イラストAC」に『イラストレーター』として登録すると、自分で描いたイラストをイラストACのサイト上にアップできます。イラストACは、気に入ったイラストをユーザーは基本的に無料でダウンロードできます。現在イラストACでは1つのイラストがダウンロードされるたびに約3,5円の収入になります。単純に考えると、数多くのイラストをアップロードすれば収入もアップすると思いますが、実際は単にイラストが多ければ良いというわけではありません。季節に応じたトレンドのイラストを投稿するなど工夫して、ダウンロードされやすいようにしないといけません。無料会員は1日に9点まで、月額976円支払えば無制限にダウンロードできます。実際は無料会員の方が多いです。ただ、1点だけ注意するとすれば、一度アップすると、イラストACに『著作権の譲渡』が発生してしまいます。自分が宝にしたい高クオリティのイラストがあるならアップは避け、別な何かに対しての『材料』とするのがよいでしょう。とはいえ、実際にはそんなに不都合なことはあまりないことが多いです。 
企業や地方公共団体が発注したイラスト・キャラクター公募に応募
企業や地方公共団体が公募するキャラクターのに応募するのも一つの方法です。例えば、どこかの新聞社がリニューアル記念に『新聞の顔』としてキャラクターの公募を行うがあります。もし選ばれたら賞金や商品がもらえることはもちろん、自分が描いたキャラクターが後世まで残るのでやりがいがより感じられやすくなります。また市役所などの地方公共団体が啓発キャンペーンに使用するイラストを募集していることもあります。選考され、最終的には「ミライトワ」「ソメイティ」という市松模様のキャラクターが選ばれました。このキャラクターを考えた人に入るお金は100万円ですが、それ以上に試行錯誤したと思います。しかも、販売グッズの権利などを東京オリンピック組織委員会に譲渡することが条件なので、グッズ販売の売り上げといった後追いの収入はありません。
LINEスタンプに参入
今や若者中心に広く使われているLINEアプリに、『LINE Creators Market』というところで登録するとLINEスタンプをアップロードして販売できるようになります。意外とライバルが多いので、新規参入してもすぐには『お金』につながるわけではありません。例えば、「ねこ」のスタンプは、数多くあふれかえっているので、売れにくくなります。アニメーションスタンプのようなライバルが少ないタイプに絞って作成すればより売れる可能性が高くなります。売れる傾向のスタンプが何なのか掴める人なら新規参入しても、すぐにスタンプが売れて副業としても軌道に乗せることが可能です。
クラウドソーシングにてイラスト・ロゴ制作の依頼を受ける

クラウドソーシングを活用すると、イラスト・ロゴ制作の依頼がたくさんあります。日本最大級のクラウドソーシングサイト「ランサーズ」では、まず自分で気になった案件に『提案』することから始まります。クライアントから連絡や提案承認があれば依頼に結びつき、クライアントと相談しながらイラストやロゴの制作をすることになります。クライアントによって違いますが、条件の範囲内であれば自由にイラストを描ける場合と、単価が高いものでは厳密な条件の下で制作を行う場合があります。ランサーズの場合だとイラスト系は単価が高めなので、一度依頼をこなせば最低でも数千円から稼ぐことができます。単にイラストを描きたいから応募するのではなく、自分に見合った条件でもって選ぶことが仕事をする上で重要です。
友人などからの直接依頼
イラストが好きで描くことも好きな人であれば時として友人などから「イラストを描いてほしい、報酬は相談させてくれ」と頼まれることがあるでしょう。どんなものを描いてほしいのか、一例として挙げるなら会社の名刺に入れるキャラクターやロゴの絵、友人の子供の似顔絵、結婚式用のポスターのイラストなどがあります。ただ、友人からの依頼だと10万円などの高額報酬を取るわけにもいかず、ご飯をおごってもらうとか対価として好きなアーティストのコンサートチケットの入手といった形ですので、収入面では期待は持てません。ですが、自分の特技が友人を通して社会に貢献できていると考えると、金銭的収入よりずっと価値があるかもしれません。





第22章絵で食べていく
SNSやブログなどで絵を載せ、活動!ととにかく発信し続けることでした。
自信があるなし、上手い下手とか関係なく、とにかく何も考えないで(本当に考えてなかった気がする)絵を見せ続けること。そうしたら何かしらお声がけしてくださるところがあるのではないかと思います。
企画ギャラリーさんでの展示、海外での展示、ライブペイントなんかもその当時描いたこともない150号という大きなキャンバスに描かせていただくギャラリーさんでの展示。他の出展されている作家さんたちの技術が凄い、美大コンプレックスっていうやつに長いこと悩まされる。売れなければ収入にはなりませんし、絵具やキャンバスを買うことも出来ません。

第23章絵が売れないとは
ある人の意見
「あなたの仕事は、自分を天才だと信じること」
「絵描きになるような人は変わり者ばかりだけど、どこまで才能を掘り下げられるか、自分を信じることのできる人は伸びるんですよ。自分のことを好きなら大丈夫だと思ったの」
絵が売れないのは努力不足、個展は赤字で帰ってくるなと、そこはみっちり
えられました。どんなに体調が悪かろうが、筆が進まないと感じる日でも、
絵で生活していくためには、ただひたすら描くという選択肢しかないんです」
絵を売って食べていくことは、現代の日本において決して容易ではない。なぜ
絵だけで食べていくことがこれほどまでに難しいのか。「いい絵を描けば売れ
る」というのは正論だが、いい絵を描くことだけに没頭していても、環境その
ものは変わらない。本間さんは、絵で食べていく覚悟を決めた画家たちが生きや
すい社会にしていくためには、どうしたらいいかを考えはじめた。「『本人っ
て絵に興味ないよね』とか、『海外の方が絵を買う文化があるよね』って言わ
れることが多い。絵を買う行為はいまだごく一部の人に限られている。画家の
置かれている状況や、絵画を取り巻く環境をどう変えていくべきか。絵の価格
って、最初から何十万円もするのではなくて、大半の画家は10万円以内から
スタートすると思うんです。これって、一般の人たちにも手が届きやすい価格帯なんですよね。絵だけで生活する手前の段階の画家たちにとって、そういう層の人たちにファンになってもらったり、注目されることはすごく大きな意味がある。
だけど、多くの一般家庭の人たちは普段、ギャラリーや百貨店などの絵が売っている場所に行かないですよね。だから、マーケットを広げていくためには、
今まで興味がなかった人たちに興味を持ってもらう機会が必要だと思った。
普段絵画に触れる機会のない人たちが訪れる地域のカフェやレストランなどの飲食店であり、空いている“壁”だった。壁を、お店とお客さんと画家がつながるひとつの“場”ととらえ、飲食店へ絵の展示販売の営業。「いつも行くお店に、絵が飾ってあって、『この絵を部屋に飾ったら気持ちいいかも』とか、最初は絵に興味を持てなくても、入れ替わったことで『雰囲気が変わったな』とか、気づきのきっかけがつくれたらと思ったんです。長期的なスパンで考えているので、そういう人たちに、いつかお金を貯めて自分の部屋に絵を飾りたいなって思ってもらえれば、たとえ僕の絵が売れなかったとしても意味があると思っています」ゆくゆくは大手コーヒーチェーン店でもこうした取り組みができればと。「画家として絵を描くことも、それ以外の活動も、自分の役目だと思ってやっています。今はもう競争したりひがみ合ったりするんじゃなくて、それぞれが得意なことに真剣に取り組むことで、職業としてもっといい環境をつくっていけたらと思います。生活に困窮せずに絵が描ければ、もっと絵を描く人が増えるし、そうしたら業界全体ももっとよくなっていくんじゃないかな。」

第24章イラストで食べていくのは大変
絵を描くことが好きな人であれば描きたい絵だけを描いて生きていきたいと一度は思うものではないでしょうか。イラストレーターは絵を描く仕事ではありますが、必ずしも好きな絵が描けるとは限りません。イラストレーター:誰かが欲しい絵を代わりに描くことで対価を得る。画家:自分の描きたい絵を描いて、それを欲しい人が購入することで収入を得る。絵を描く動機が、誰かのためなのか、自分が描きたいからなのかという違いがありますね。だからといって画家になればいいんだな!と安易に考えるのは危険です。本来、画家が描く絵は、ただ上手いから、好きだから、売れるというわけではなく、画家本人の世間的な評価(コンクールで受賞したとか)や生き様などが乗っかって評価されるのです。絵画自体の価値はもちろん、そのバックボーンも評価対象に入るので、何もない素人が描いた絵は高い金額で取引されません。そんなこと言わずに何とかなりませんか!?現代では有名な画家であるゴッホでも、生前はまったく評価されませんでした。弟の援助のもと、極貧生活をしながら作品を描いていたのです。しかし、同じく有名なピカソは、生前からバンバン評価されていて描く作品は次々売れてリッチな生活をしていたと言います。このふたりの画家の違いは営業力です。ピカソは絵の才能だけでなく、商才にも秀でていて、自分の絵の売り方を熟知していました。画家も営業しないと食っていけないのか…ピカソは作品を描き上げると、人を集めてお披露目会を開いていたといいます。重要なのは自分の作品を人目に触れさせることです。多くの人に見てもらえれば、僕の絵を評価してくれる人もいるかもしれないってことか…まずは活用できるサービスにすべて登録、作品を多くの人目に触れさせて、売買できるサービスを活用しましょう。うまくいけば、描いた絵を高値で売ることができるかもしれません。実はヤフオク!では自作のイラストや絵画の販売もたくさん取引されてます。オリジナルものもありますが、同人作品の方が売れ行きは良さそうな印象ですね。オリジナル作品を売りたい!ということであればココナラハンドメイドminneがオススメ!出品されているのは動物の絵や、おしゃれな雰囲気の絵が多いですね。自分の作品を自分のネットショップで販売したい!ということであればBASEカラーミーショップに登録しましょう。誰でも簡単にWEB上にお店を持つことができちゃいます。しかもこれらのサービスは全て無料で利用できちゃいます!!良い世の中ですね。さらにPatreonというWEBサイトがあります。まさに現代の画家を支援するサービスです。アーティストとして登録しておくと、あなたの作品を気に入ったパトロンがお金を支援してくれます。世界中のどこかにいるかもしれない、あなたのファンと巡り合えるかもしれません。Patreonで最も稼いでいるアーティストは月に90万円以上支援を受けているようです。Entyというサービスもあります。(こちらは日本語)Patreon同様、クリエイターが支援者を募りオリジナルサービス(限定公開イラスト閲覧権利とか)を月額で課金してもらえるサイトです。毎月描き下ろしの限定公開イラストを見られる権利を与えるので毎月500円下さ~い!みたいなことが可能で、登録してもらえれば解約されない限り継続して毎月お金が貰えます。ひとくち500円でも100人ファンを集めたら50000円ですよ!ただ、このサイト現状はエロ系がかなり占有しています。エロ以外の需要は…あるのだろうか??SNSは自分と趣味嗜好が似た人を探しやすいので、あなたの作品に共感を持ってくれるファンを簡単に見つけられるかもしれません。フォロワーを増やしつつ、作品が完成したらWEBサービスに出品し、SNSで告知すれば購入される可能性を高めることができます。
現代の画家としての生き方をまとめてみました。
イラストレーターとして活動されている方や、他に仕事を持っている趣味・絵描きの方でも手軽に販路を広げられるので、趣味で描いた絵を使ってチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

第25章絵で大量に儲けるには
まず、絵描きのひとが大量にお金を稼ぐには、逆説的ですが絵を描いているだけでは駄目なのではないか、と感じています。絵描きがそこそこのお金を稼ぐには、当然の話として、一枚あたりの仕事の単価を上げたり、仕上げる枚数を上げればいいと思います。しかし、そこにはどうしても限界があります。それは小さなお金を稼ぐことで、かえって大きなお金から遠ざかってしまう道なのではないかと思います。ライトノベルやアニメやゲームの版権のイラストの仕事で描いた絵は、ほぼすべての場合、絵描きのあなたの絵にはなりません。端的に言って、それは権利者の絵なのです。あなたが自由に二次利用することは難しいので、描いたときに得られたお金がすべてです。もちろん絵描きのあなたが直接イラストを担当したライトノベルやアニメやゲームが一山当たればそこそこ以上のお金を稼ぐことはできます。でも、それが「大量」のお金かというと疑問です。「起用される」仕事だけでは、絵描きさんが大量のお金を稼ぐことは難しいのではないでしょうか。絵描きさんが大量にお金を稼ぐ道、オリジナルのコンテンツを自力でつくることではないでしょうか。絵を描く時間の二割くらいを割き、オリジナルのコンテンツをつくるための「仲間づくり」をする。それが遠回りに見えて、絵描きのあなたがいつか大量のお金を稼ぐ道のひとつなのではないでしょうか。文章を書ける人、デザインができる人、作曲をつくれる人と物づくりのためのチームをつくるのです。ふだんは「一枚いくら」の仕事で生活を支えながら、あえてすぐには儲からない「仲間づくり」を積極的に行っていく。そしてその仲間たちとオリジナルのコンテンツを発信していく。これが遠回りに見えて、いつか大量のお金を絵描きのあなたが稼ぐ道のひとつだと、考えています。一個人の集合体としてのチームからヒットするオリジナルのコンテンツを生み出すのは針の穴に糸を通すようなもので、過去に類例があるとは言えど、現実的ではないかもしれません。しかし絵描きのあなたが大量のお金を稼ごうと思うのなら、まずこの道を行くことを検討してみてはいかがでしょうか。これだけレベルの高い日本の絵描きさんのトップクラスが当然のように億の単位で稼いでいないのはおかしいと思っています。
第26章イラストacのメリットとデメリット
メリット
●敷居が低くて登録簡単●日本語サイトありがたい●イラストを投稿したくなる
仕掛け満載
デメリット
●著作権関係が気になる●売り上げの消滅が気になる
メリット1(半年経過後)メルマガが良い。イラストACは利用者登録も
クリエイター登録も両方しているのですが、時々クリエイター側に送ら
れてくる「イラストレーター通信」がとっても読みやすい!
イラストACに投稿するだけでなくストックフォトでイラスト描くコツが
色々載ってます。●イラストが古っぽくなりがちな人こそ良いの作れ
そう「プロでも使ってるし、イラストのこと全然興味のない人でも知
ってるサービス」イラスト協会やサービスは多々あって、大手も
上場企業もありますが、
デメリット
サービスが安定してない、タグ付け!3円は安い。
ピクスタやフォトリアの定額販売でも1点あたり約30円くらいで売れるので、
イラストACにアップするなら1点あたりが他サイトの10倍+著作権譲渡代
くらいの売り上げがないと割にあわないと感じます。あと、これも広告収入が収入源なので性格的にしょうがないのですが、露骨にアフィリエイトで攻めてる感じが
好みじゃないです。

第26章イラストAC攻略
個展を開いたり、作品集を持って出版社を回ったり、HPを開設したりとイラスト
レーターとして仕事を請けるために熱心に動かなければなかなかお金の発生する仕
事は発生しません。今回はいくつかある無料イラスト素材サイトの中から、
素材数・アクセス数・ユーザー数ナンバーワンの「イラストAC」をご紹介します。
イラストACとはイラストダウンロードサイト【イラストAC】はイラスト素材を無
料でダウンロードできるサイトです。イラスト素材はクリエイター登録した
会員が投稿しているので、ストックされている素材は豊富にあり、使えるものから
どこで使えばいいのか迷うようなものまで様々なイラスト素材が日
々投稿されています。イラストACでは会員登録後、イラスト素材を検索して
気に入ったものがあればダウンロードをして私用・商用問わず自由に使
うことができます。ダウンロードしたイラスト素材はビジネス用途であれば
企画書や提案書、広告製作用途ならチラシやカタログなど、ブログやHP用で
あれば、アイキャッチ画像や記事本文の挿絵として使用することが出来ます。
現状は無料会員だと画像は一日20点まで、ai・epsデータだと1点しか
素材ダウンロードができませんが、プレミアム会員になると一日のダウンロード
が無制限になるので頻繁に素材ダウンロードをする方にはオススメです。
ダウンロードを多くされている上位のイラストを見てみると、修飾パーツや
背景素材などのマテリアル系イラストや、人物イラストでは季節の行事やイ
ベント、家族やビジネスなどのイラストがよくダウンロードされているようです。
イラストACでは、かわいいタッチや色使いのイラストの人気が圧倒的に高く、
このサイトで稼いでいる上位の人たちを見るとシンプルでかわいい感じのタッチ
の人がほとんどなので、あまり複雑で個性的なものより、かわいいイラストを幅
広いバリエーションで投稿することが攻略法のひとつです。
できるだけデフォルメした線の少ない単純なイラストを投稿するようにすること。
自分の趣味嗜好にこだわったイラストを投稿するのもいいのですが、イラスト
ACは素材サイトなので、多くの人に使ってもらってさらに稼ぐということが
最も大事です。登録は無料で参入のリスクもないので副業を探されているサ
ラリーマンや学生さんなどイラストに興味のある方には絶対おすすめです。
特にお子様の小さい主婦には自宅にいて空き時間で制作したものをコツコツ
投稿していけるので向いているのではないでしょうか。

第27章イラストの描き方 
1.見ながら描いたら負けだと思ってる
プロの方が「資料見るの大事」って言ってるの聞いてからは、思いっきり見て描く
ようになりました。  
2.絵の描き方の本買い過ぎ
アマゾンとかで無駄に買い集めちゃう。 
3.デジタルでいくかアナログでいくかで迷う
「アナログっぽい質感のイラストが好きだけど、デジタルのほうが修正が楽だ
し…」と
4.コピック使って裏写りする 
5.ペンタブ選びでめっちゃ悩む
 「ペンタブレット 初心者 オススメ」で検索しまくる。 
6.店頭の試し描きで感動
 マウスとの違いに驚く。 
7.木のデッサン人形をとりあえず購入
 絵描く人はみんな持ってるイメージだったから…。 
8.お絵かき投稿サイトはROM専
 みんな上手すぎて投稿する自信がない。 
9.勇気出して投稿するけど、全く反応無しですぐ削除
 画像一覧がいっこうに増えない。 
10.とりあえず顔に十字描くけど、なんの意味があるのかは知らない 
11.「こんなに上手い人がいるならわざわざ私が絵描く必要なんてないんじゃない…?」と落ち込む 
12.自分の絵柄に異様にこだわる
 「模写したら自分の個性が無くなりそう」って思ってた。絵なんて真似して
なんぼだし、絵柄なんて描きまくるうちに決まってくるものだぞ
当時の自分に言ってやりたい。 
13.レイヤーって何?
どのタイミングでレイヤー増やすのか分かんないし、オーバーレイとか
意味不明だった。 
14.ペンタブの設定が意味不明
ネットで調べながら設定するけど今もよくわかってない。

第28章画家の給料
画家の仕事内容
どの様な絵を描きたいか等でどちらにするのか決めている人が多いです。
最近では、日本画家と洋画家どちらも描けると言う人が、2つの良い所を混ぜ合って絵を描いていると言う画家もいる様です。
近年、デジタル(PC等の画面上)で絵を描く画家も出てきていて、これから様々な方法が生まれてくると予想されます。
画家の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
20万円~30万円となりそうです。
画家って世界クラスの知名度が無いと沢山稼げないの・・・?
画家と言う職業の収入が低いのではないかと思っている人は多いのではないかと思います。
確かに、多くの画家は絵だけでは生活が成り立たなくて副業をしている事があります。
では、稼げるのは世界クラスの画家だけなのでしょうか?
世界クラスの画家でなくても、しっかりと稼いでいる人はいます。
有名で無い画家で稼いでいるのは、デジタルで絵を描いている人に多いようです。
なぜなら、インターットの中で自分の描いた絵を宣伝をして、誰でも好きな
時に購入できる仕組みを作っているからです。
昔ながらの方法で販売している画家の絵を購入するのは一般人には少し難しいと思われている様です。
その点、インターネットでの販売は誰にでも簡単に購入できると言うメリットがあります。
なので個展等で販売している人よりも稼いでいる人が結構いるということだそうです。
個展等を開いている様な有名な画家は年間で約900万円くらい稼いでいる事が多い様です。
もっと稼いでいる日本の有名な画家になると、年間で3000万~5000万円以上も稼いでいる事が分かっています。
また、有名でも安く絵を売ってしまっていると年間で300~400万円前後の収入だと言う人もいます。
有名な画家がどれくらい稼げるのかと言うのは、知名度だけでなく自分の絵にどれくらいの値段をつけるかによって全く違う事になってきそうですね。
独学で画家になる事は出来るの?
画家になりたいと思っている人の中には、美大等へ行かずに独学で学びたいと思っている人もいるなのだ。そんな人の疑問には、「専門的に習わなくても画家になれるのか」と言うものがあると思うなのだ。率直に言ってしまえば、独学で画家になる事は可能なのだ。ですが、美大等へ通って学ばない分、何倍も大変で難しく、強い意志がなければ挫折してしまうのだ。
なぜなら、客観的に見てくれる人が少ないからなのだ。
美大等では、描いた絵を見て客観的にどう感じたかを生徒同士や先生と意見を話し
合う事が出来るなのだ。ですが、独学の場合はそうは行かないなのだ。
自分ひとりなので、他人から見た自分の絵の印象を聞く機会が少ないなのだ。
悪い場所、良い点が分からず、挫折してしまう事も・・・。
成功している人もいるので、独学で学ぶ事は、諦めず意思が強い人に向いているの
ではないかと思うなのだ。
画家の口コミお給料

給料:15万円

まだ駆け出しなのでアルバイトと併用でやってます。

給料:60万円


一つの作品が売れればそれなりの値段がつきます。

第29章絵を売るにはどうしたらよいか
個人でサイトを立ち上げる場合は、個人売買可能なHPスペースを借りてサイトを作り、同人誌と同様に売ればいいです。販売者の身分を明かした上で、申し込みの方はメール発注の上、所定の口座に入金ください。入金が確認され次第発送します。という感じです。

オークションで売る場合は、出展者登録して参加してください。ヤフーオークション、楽天オークションあたりでは。

所定のジャンルに委託販売を行っている業者に頼む場合は、月ごとや商品ごとに出展料がかかり、売れた時も手数料を取られます。これはジャンルごとにまったく会社が違うのでジャンルがわからないとなんとも言えない。基本的にネットは配送料がかかるため、普通にうまいだけでは売れない。実用性があるか、これだ!ってくらい魅力的でないと。

ジャンルは、絵画で抽象画、アクリル絵の具、アート紙使用って感じですかね。
個人サイトは作るの大変なので無理そうですね。
・オークションは出展期間が短いので、買い手が付き難い。
(良い物であっても欲しい人が発見しずらい)
ヤフーオークション
http://auctions.yahoo.co.jp/jp/
楽天オークション
http://auction.rakuten.co.jp/

・お薦めはアートメーターです。
http://www.art-meter.com/guide/artist/
無料の委託販売です。そのかわり手数料はぼったくりですが、ほどほどに宣伝していて参加者も多いですので、まずは「絵画が欲しい多くの人に見てもらえる」という意味で同じ土俵にあがれます。そのかわり、基本は原画を1点物として販売か、複製した場合はサインやシリアルナンバーなどでプレミアムをつける必要があります。多くの作品が発表される中で埋没されないように目立つのは大変ですけど。
別途自身のお絵描きブログを描いたりして、知名度をあげたり、デザインフェスタのようなイベントに出て知名度をあげると直


第30章「ゴッホは生涯1枚しか絵が売れなかった」というのはウソ。

この逸話のせいで、「生前ゴッホは、芸術家として完全に否定されていた」と思われがちだが、事実とは異なる。メーデンドーフ氏は「ゴッホが画家として活動したのは自殺する前の10年間だけだ。画家として名を知られ絵を売るまでには、ある程度時間がかかるものだ」と指摘する。メーデンドーフ氏はさらに「ゴッホが10年しか活動しなかったのは不運なことです。もし自殺せず、長生きしていればさらに多くの絵を売っていたでしょう」と話す。. ゴッホが本当に求めていたのは、妻と子供たちのいる家族だった。しかしそれを手にすることはなかった。

第31章あるフリーランスのクリエイタさんの例
(月収40~70万)
7年目。フリーでやり始めた頃は半年間で10万でした。
そんな経験から

①とにかく制作しまくる!クオリティをアップさせる。
他作品を見るなどして研究する。

②「自分で作りたいと思っている物を売るのか?」
「需要のありそうなものを選んで制作するのか?」
方向性を決めると良い。(両方でも構わない)

③PR活動は徹底して下さい。

④インターネット上のSOHOサイトで積極的にアピールする。
依頼も受ける。自分のやっていることが「無駄」だと思わずに
継続させることが大事。
仕事の依頼は入ってきますので、対応さえ良ければ、次回に繋がります。
ちなみに、私もストックフォトはやっております。
特にシャッターストックがお勧めです。



第32章これから絵を描きたい人へ伝えたいこと
描くメリットについて話したいと思います。そこから、絵を描かなくなる原因とかを考えてみて、そこからオススメの描き方、練習方法について話していくという流れにしていきたいと思います。一番大きいメリットとして思うのは、やっぱり簡単に物がつくれることですね。簡単であるというのがすごくよくて、紙とペンさえあればすぐに物がつくれる。そこに何か描いちゃえば、何か出来上がる訳ですよ。これがもうとにかくすごいな、って思って。上手くないとダメだって思う人がいるかもしれないですけど、このへんはあまり上手い下手は関係なくて、むしろその感情とか感覚とかが反映されやすいところが、絵の良いところなので、あんまりそのノイズとかをとっちゃって、すっごい綺麗な本物そっくりに描く必要は、僕はないなって思っています。観察力がつく。何見てるのかって言うと、印象を見てるんですね。 
意識してなかったっていう、見えてなかった部分ですね
そういう意識の外にあった部分を描くようになってくるんで、「あれ、ここってこんなもんついてたんだ」とか、いつも見ている風景を描いたりするだけでも、色んな新しい発見があります。この影ってどこから落ちてる影なんだとか、楕円形状が上手くかけないとかね。そうすると、その場で上手く描けなかったりすると、普段の生活の中とかでも、そういう部分、分かんない部分とか、「あれ、ここってどうなってるんだろう」っていうのを意識して観察するようになります。現実のギャップっていうので苦しんで、それの結果やめてしまうっていうのがありますよね。描くものを用意して、それを目の前に置いて、それを見て描きましょうってことですね。何も見ずに描くっていう人も良いんですけどね。後、プロだったら見た資料組み合わせたりとかして、オリジナルのものを作ったりとかするのはよくやるんですけど、それ最初にやろうとすると、さっき言ったように全然上手くいかなくて、すぐやめちゃうと思うんですよね。なので、「そんなプロとかどうでもいいからちょっと上手くなりたいだけなんだよ」とか、そういう感じの人がほとんどだと思うので、そういう人に一番効果が高いのは何か対象物を用意して、それを見ながら描くっていうことですね。見ながら描くとね、「それってオリジナルの要素とか反映されないんじゃないか」とか、「写真でいいんじゃないか」とか思うかもしれないんですけど、見て何を描くかを決めて、それをどこから描くか決めて、それを絵で描く時点でかなりオリジナリティって反映されるんですよ。どこに注目しているかっていうことがすごく色濃く反映される上に、さっき言った感情とかが乗ってくるんで、結構自分でもビックリするぐらい、自分の絵ってものが出来ると思います。結構描くものにも迷わないし、意外とすぐ上手くなります、それで 
例えば、友達に誕生日プレゼント渡して、手紙とか書いたときに、いつもは手紙で終わりなんだけど、絵を添えてみたりとか。そういったことをしていくと、割と絵を描くってことが生活にしみついてくるんで、「ゼロからはい、今日からあなた絵描き始めてください」って言って、紙とペン渡されていきなり描き始めると、結構「え、どうしようどうしよう」ってなっちゃうんで、そうじゃなくて、いつもやっていることプラスアルファで絵を付け加えてあげると、かなり習慣化しやすいので、やめるリスクってのはかなり軽減されるのかな、と思います。ブログとかツイッターとかにね。ツイッターに意見とか載せたときに、アニメの感想とか載せたら、ついでにアニメキャラの絵を描いてみたりとかしてみたりする。そういうことをやっていくと、結構、絵って意外と楽しいなって思ったりするんですよね。旅行ノートをまとめて同人誌作ってる人とかいましたね。とりあえず好きなものとか、今までやってきたアウトプットに紐づけてやると結構続きやすいんじゃないかな、と思います。

第33章絵で食べていけるか


画家は儲かるのでしょうか?
底辺に行けば儲からないようになってます。
どのようにして生計を立てているかというと絵を売って生計を立てています。なぜならそれが画家だからです。それ以外の収入で生計を立てているとなると純粋に画家とは呼べなくなります。
絵の教室や美術の先生などは画家ではなく絵の先生です。
絵の値段ですが高いか安いかは買う人の受け取り方だと思います。
絵を売るとなると画廊や画商に売ることがほとんどだと思います。
個展で売るといっても画廊や画商、デパートなどの企画で売ることが多いと思います。個人で企画して個展だけで生計を立てるようなら画廊や画商がほっておきません。大部分の作家は画廊や画商に買取で絵を売って生計を立てていいると思います。
一般に、美術系大学教授,講師,専門学校で講師や、個人的に絵画教室開いてるとかその種の所で雇われてるとかしながら作家活動してる人が大半だと思います。絵の値段,安いですか?どういう種類のモノを、言っておられるのかは、わかりませんが...安くないと思いますよ。というか千差万別ですが....。まあある程度売れる画家なら画商がついたり、作品をリトグラフ化して大量にする事で安く売ったりとかしています。まあリトグラフとか言っても実態は要するに印刷物ですけどね。

第34章油絵の描き方とは
油絵具で描いた絵のことで油彩とも言います。
顔料を溶かすのに油を用いています。
油絵は何度も何度も重ね塗りをしますが、乾くのが遅い為作品が完成するまでに長い時間がかかります。しかし、その時間が色々と思いを巡らせたり、対象とじっくり向き合えるので油絵の魅力のひとつと言っても良いでしょう。
そして乾くのが遅いため、絵具を拭き取ったりナイフで削ったりすることでまた塗りなおすことが出来ます。一見難しそうですがやり直すことが出来る分、やり直しが出来にくい水彩画よりも初心者におすすめです。また、厚塗りにしたり油で薄くとく事でやわらかい雰囲気を出すことも出来ますし、ナイフで描くことで筆とはまた違った表現も可能です。
では、実際に油絵をはじめるためにはどのような道具が必要なのでしょうか。
絵具
最初のうちは国内メーカーで、グレードの低い安価のもので大丈夫です。
初心者のうちはバラ売りではなく絵具セットなどで買うと良いでしょう。
溶き油
溶き油とは絵具を描き易い硬さにするため混ぜる油です。
溶き油には揮発性油と乾性油があります。最初のうちは揮発性油と乾性油があらかじめ混ぜられたペインティングオイルがおすすめです。
油壺
油壺とは溶き油を入れておくものです。
ひとつあれば十分です。描き終えた後は溶き油を捨ててきれいに拭いておくようにしましょう。
そうしないと蓋が開かなくなってしまう事があります。
硬めの絵具を塗る時は硬い毛の筆、下描きや曲線を描くときは柔らかい毛の筆を使います。
6~14号の筆を5本程度、4~12号の柔らかい筆を3本程度用意すると良いでしょう。
油絵セットなどについている筆だけでも大丈夫です。
ナイフ
油絵で使うナイフはペインティングナイフとパレットナイフがあります。
ペインティングナイフは絵具を厚く盛り上げたり面を描くときに使います。
パレットナイフはパレットで絵具を混ぜたり、残った絵具の掃除などに使います。
最初は中くらいの大きさのナイフを使うのがおすすめです。
パレット
パレットには折りたたみ式、一枚型、ペーパーパレットがあります。
折りたたみ式は収納や持ち運ぶのに便利で、一枚型は手入れが簡単で扱い易いのが特徴です。
ペーパーパレットは使ったら捨ててしまえるので後片付けが簡単です。
自分の好みや使い易いと思うものを選びましょう。
キャンバス
初心者には6~8号のF型の中目がおすすめです。
練習用にキャンバスペーパーやキャンバスボードもあると良いです。
イーゼル
イーゼルとはキャンバスを乗せるために使うものです。
室内用と野外用がありますが、野外用も室内で使うことができます。
初めのうちは価格もお手頃で持ち運び易い野外用がおすすめです。
筆洗油
筆は使い終わったらきれいにしておかなければ硬くなってしまいます。
日々の手入れのために用意しておきましょう。
木炭・鉛筆
下書きなどで使います。柔らかめのものを選ぶようにしましょう。
新聞・ボロ布余分な絵具を取り除いたり、筆やパレットをきれいにするために使います。
キャンバスクリップ
描いたばかりの絵を持ち歩くのに使います。
他にも様々な使い道があるので持っておくと良いでしょう。
油絵の描き方
では実際に油絵の描き方をご紹介したいと思います。

基本の描き方・手順

①描きたいものを決める

自分が描きたいと思うものを自由に選んでみましょう。

②セッティング

描きたいものが決まったらキャンバスを用意しましょう。
描きたい対象とキャンバスは2~3m程度離して置きましょう。そして利き腕と反対側に置くようにしましょう。
③下書き
下書きの描き方は、描く対象の輪郭を描くように大雑把に描いて大丈夫です。
④下塗り
絵具を薄く溶いたもので全体を大まかに塗っていきます。
明暗を意識すると良いです。
⑤描き込み
次の描き方は下塗りをしたところを塗り重ねていきましょう。
対象をよく観察して様々な色を混ぜてみたりしてみてください。
筆だけでなくナイフなども使ってみましょう。
⑥光と影を入れる
より立体的に見えるように光の方向を考えて光や影を入れましょう。
反射光なども意識してみてください。
⑦仕上げ
仕上げでは細部の描き込みや、色を整えたり形の修正をしたりします。
対象をよくみて細かいところまで描けたら完成です。

油絵の様々なテクニック

ここでは油絵具の特徴を活かした描き方をご紹介したいと思います。

基本的な描き方と点描

基本的な描き方は、厚塗りで若干筆を寝かせて絵具を盛り付けるように重ねていく塗り方です。
そして点描の描き方ですが、基本の塗り方を細かく並べていくことで点描になります。
スーラ、シスレーなどがこの描き方を用いています。

かすれの描き方

下塗りの後、平筆や刷毛などでかすれが出るようにひねったり引っ張ることで髪の毛の表現に使えます。
また、ペインティングナイフでかすれが出るように絵具をのせると壁の微かな色の変化や、岩場の表現に使えます。

ぼかし方

空などを描く時、空の色を塗った後に乾く前に雲の色を多めにのせて指で円を描くようにしてぼかしてみましょう。より自然な空と雲が描けるはずです。
または、ファンと呼ばれる筆で2色の絵具が混ざり合うように丁寧にぼかします。
空だけでなく、光を表現する場合などにも使えます。

第35章イラストレーターという仕事の内容・収入は?

1つは「企業に就職する」働き方、もう1つは「フリーランス」です。

■企業で働く

ゲーム会社やデザイン事務所などに、イラストレーターとして就職する働き方があります。美大や専門学校を卒業したほうが有利ではあるものの、資格も学歴も必須ではないので、絵を描くことが好きな人、趣味でデザインをしたことがある人なら、頑張り次第でイラストレーターとして会社で働くことができるでしょう。企業で働く場合には、安定した収入が得られるので安心ですね。

■フリーランスで働く

自分の部屋をそのまま仕事場にして働けるフリーランス。働き方の自由さから、こちらに憧れる人も多いでしょう。しかしフリーランスでは全てが自己責任となるため、ただ絵を描くだけでなく、自分で営業や広報もして契約を取っていかないといけません。そのため、ひとまず会社に就職してイラストレーターとしての知識・技術をつけてから、のちに独立するという人が多いです。主な仕事内容は?

イラストレーターは主に、
  • ポスター、
  • 雑誌、
  • 本、
  • 広告、
  • アプリ、ゲームのキャラクターイラスト、
  • などの作成を任されます。基本的にクライアントが希望するイメージに沿ってイラストを描くため、作業の前にクライアントと打ち合わせをし、どんなイラストを求めているのか把握することからはじめます。イラストだけの依頼であれば個人作業になりますが、雑誌や広告などの場合はライター、グラフィックデザイナーなどと一緒に仕事をすることもあります。

    ■他イラスト関係の仕事との違い

    デザイナーや漫画家など、絵を描く仕事は沢山あります。では、それらの仕事とイラストレーターは一体何が違うのでしょうか?

    ・イラストレーターとグラフィックデザイナー

    2つは異なる職業ですが、実はグラフィックデザイナーの経験を経てイラストレーターになる人たちは多いようです。グラフィックデザイナーはイラストだけでなくデザイン全般に関わり、雑誌や広告などのデザインをするのが仕事です。またロゴ、イラスト、Webデザインなども任されることがあり、イラストレーターと比べより幅広く仕事をこなすので、さまざまなスキルを得ることができます。多くあるデザイン業務の中で、イラスト制作に特化したのがイラストレーターと考えられるかもしれません。

    ・イラストレーターと漫画家

    イラストレーターと漫画家は、絵を描く仕事でありながら求められる能力が全く違います。真逆ですらあるかもしれません。イラストレーターは「絵で相手の希望に応える」仕事であり、クライアントからの「こういうものを描いてほしい」「もっとこうしてほしい」というような要望に沿ってイラストを描く、つまり相手とコミュニケーションを取って要望を汲み取る力や、何でもそつなく描ける基礎画力が重要になります。それに対して漫画家は「面白い漫画を描く」のが仕事。他にはないような、オリジナリティのある絵と読者ウケする面白いストーリーを求められます。編集者さんなどから漫画の展開や描き方に注文は入りますが、ネタを出すのは自分の頭であり、誰かの指示を待っていては作品が完成しません。収入は高い?低い?いろいろとイラストレーターのことがわかってきたところですが、やはり気になるのは収入ですよね。フリーランスの場合は収入はどうなるのか、他の仕事と比べてどうかなど、イラストレーターのお金事情についてご紹介していきます。

    ・企業で働く場合

    会社にもよりますが、おおよそ月に20万円~40万円程度の安定したお給料がもらえます。一般企業のサラリーマンとあまり変わりませんね。

    ・フリーランスの場合

    月にどの程度仕事を受けるか・絵のクオリティ・描く速さ・名前の売れ具合などにより稼ぎが変わるため、当然月収は不安定です。継続的な契約を取れば安定しますが……イラストの単価は、知名度が高いプロイラストレーターの作品なら1枚で数万円~数十万円することもありますが、駆け出しイラストレーターの作品は1枚数千円と安いことが多いので、月に20万円稼ぐのもかなり厳しいでしょう。このため最初から絵一本で働いている人は少なく、大抵が副業をしながらの活動になります。

    ■参考までに、その他絵の仕事の収入

    ・アニメーター

    世間でも収入が低いイメージのあるアニメーター。描いた分だけ儲かる仕組みのため、新人のうちは特に稼ぐのが厳しく、月収が10万円前後であることも少なくないようです。一人暮らしだと家賃を払うのも厳しいかもしれません。1枚を仕上げるスピードが上がれば、少しずつ稼げるようになるでしょう。

    ・漫画家

    超有名な売れっ子漫画家さんレベルになると、億単位の年収を貰っている方もいるようですが……新人の頃は単行本からの印税も入ってこないため、毎月ギリギリ生活できる程度の収入になるようです。ちなみにアシスタントさんは、誰のもとで働くかによってかなり収入が変わるそうですよ。イラストを描いて生活するということ、イラストレーターの良い点と苦労する点はどんなところなのでしょうか?これがハッキリすれば、漠然と夢見るだけではなく、現実的に絵で仕事をしていくかどうか考えられるかもしれませんよ。

    ■イラストレーターのおすすめできる点

    イラストレーターのメリットは、なんといっても「絵でお金をもらえる」こと。特に、絵で人を喜ばせたり、人のために絵を描くことが好きな人にとっては天職といえるでしょう。また、フリーランスで働けるのも大きなメリットのひとつです。大変なこともありますが、好きな時間に好きな場所で仕事ができるのは、かなり魅力的ですよね。

    ■イラストレーターの苦労する点

    イラストレーターになって苦労することは、「自分の好きな絵を描けないこと」です。自分独自の世界観で絵を描いているイラストレーターも多いですが、それは人気や知名度を得て初めてできるようになることであり、いきなり自由に描かせてもらえる仕事はなかなかありません。また、指定された期日までに描かなくてはならないプレッシャーから、アイディアが浮かばなくなるなどの苦労もイラストレーターならよくあることです。


    第36章イラストで食べていく
    ▼ココナラとは?
    →知識・スキル・経験を売り買いできるWeb上のフリーマーケット ・会員数100万人以上 ・取引件数300万件突破 ▼制作系カテゴリとは? →「納品物がある」サービスを指します ▼どんなことができるの? →以下はほんの一例  他にも様々なサービスが出品されています 《似顔絵・イラスト・漫画》 ブログの似顔絵アイコン/ウェルカムボードの似顔絵/LINEスタンプ/ VTuber用キャラクターモデリング/商品紹介の4コマ漫画 《デザイン》 チームや企業ロゴのデザイン/イベントのフライヤーデザイン/名刺やショップカードのデザイン 《ライティング・ネーミング》 ブログ記事作成/キャッチコピーの提案/文章の校正、リライト 《Webサイト制作・Webデザイン》 バナーやヘッダーのデザイン/WordPressカスタマイズ/ホームページ制作 《音楽・ナレーション》 セリフや文章の読み上げ/作詞、作曲/コンペ用の仮歌/ 音声ガイダンス/オンライン楽器レッスン 《翻訳・語学》 外国語文翻訳、添削/オンライン語学レッスン 《動画・写真・画像》 写真や画像の加工/結婚式のプロフィールムービー/アニメーション制作 《IT・プログラミング》 VBA開発/サーバー構築、相談/アプリ開発


    第37章絵で食べていくには
    今やネットの時代、プロの画家やイラストレーターでなくたって絵で稼ぐことはできちゃいます。
    今回はその方法をいくつかご紹介していきます。どれも簡単に始められますので、自分にあったやり方を試行錯誤して楽しんでみてください。
    コナラ、SKIMA(スキマ)でロゴや似顔絵、アイコンを描く
    イラストが描ける人は似顔絵やロゴデザインの依頼などを受注できます。
    イラストだけでなく、プログラミングなど、自分の得意なことやスキルを提供できます。アイコンイラストや似顔絵などが人気。

     

      ②アートメーターで絵を販売する。

    アートメーターというサイトでは絵の量り売りができます。レベルが上がれば自分で値段設定も可能。イラストというよりも観賞のためのファインアートが多めです。
    画家報酬が55%というのが果たして妥当なのか、というところですが。1000円の絵が売れたら550円が原価を含む利益ということになります。なので絵でしっかり稼ぎたいという方は、画家レベルを上げて、45%の事務手数料が発生するということを考慮した上で自分で値段設定をすることが重要なのかと思います。とはいえ自分でサイトを作る手間をかけることなく、絵を撮影してアップするだけで購買層にアプローチできるというのは強みですね。
    アートメーター
    BASE(ベイス)やminne(ミンネ)でギャラリーショップを作る

    BASE

    BASEでは自分のネットショップが簡単に作れます。アクセサリーや小物を作る方、一度はお店を作ってみたい方などにオススメです。初期登録料、月額費用はかかりません。決済手数料が3,6%+40円という良心的シンプルお手ごろ価格です。例えば商品が1000円で売れたとしたら1000×0,036+40=76円が手数料で引かれるのでおよそ924円が原価を含む利益になります。(事務手数料、振込手数料が別途かかります。)

    minne

    minne(ミンネ)は手作りやクラフトを販売、購入できるハンドメイドマーケットです。ここは手作りの作品にこだわっています。ぜひあなたの光る個性を発揮してみてください。

    第38章草間彌生さんて、何故、評価されているか?

    観てると心が明るくなるような描写です。水玉模様がそうさせるのでしょうか。彼女は若い時に死の恐怖から逃れるために描き始めたと言ってましたから、勝手な想像ですが 生きるための魂がこもってるのかもしれませんね。

    第39章自然美とは
    美的なるものは「自然美」と「芸術美」に大別される。通俗の用語法では非人間的対象の美,たとえば風景美などをさすが,美学上,人間,人事,歴史を含めて,現実の生において経験される美を総称するのが普通である。「芸術美」との関係は美学の重要な課題の一つで,(1) 素朴実在論的に芸術美を自然美の模倣に帰す自然美一元論,(2) 観念論的に自然美を芸術美に従属させる芸術美一元論 (ヘーゲル) ,(3) 自然美否定論 (オーデブレヒト) ,(4) 自然美・芸術美同一論 (コーエン) などがある。一方,自然美,芸術美を含む「美」と「芸術」とがその範囲において相おおわない点を強調し,芸術のみを対象とする「一般芸術学」がデッソアールウーティッツなどによって主張された。

    第40章美術鑑賞の方法、美術の面白さ
    良いものを良いと感じて、視覚的な幸福感を得られるようになるのには、かなりの鑑賞経験が必要なようです
    美術館に通い、実物を見る経験を何年も続けなければ、その境地には辿り着けないのです。あながち間違っていないと思われます。手っ取り早く美術を「感じる」ようにはなれない。この悲しい厳しい事実をまずは認識しましょう。最初から解説本を読んでもあまり面白くありません。世の中には、美術鑑賞入門書の類がたくさんあふれています。オールカラー、大きな画像付き、キャラクターが解説してくれ、ちょっとしたエピソードも掲載されてる……何とか楽しさを伝えたい、と工夫を凝らしてある良書は山ほどあります初心者がその本を読んだからといって、美術鑑賞が楽しめるようになるでしょうか?この作品は○○年頃○○により描かれて、右下の犬は忠誠心を象徴していて、鏡には画家自身の姿が映っていて、当時極貧だった作者はこの作品がきっかけで売れっ子大金持ちになりまして etc...という話を家でゴロゴロしながら読んだとして……面白いですか?あんまり、面白くないと思います。なぜ面白くないのか。それは順番が逆だからです。実物の作品を見て、本物が放つ魅力を肌で感じ、虜になってから解説に入るべきなのです。じゃあどうすればよいの?ここまで読まれた方は、ますます途方に暮れてしまったかもしれません。希望を失いかけているかもしれません。そして、鑑賞する能力は一度身に着けてしまえば生涯損なわれることなく、人生を彩り豊かにしてくれます。なんとかして鑑賞する力を身に着けてやろうではありませんか。まずは、とにかく本物を見ましょう。とにかく、本物の作品を見るのです。画集や解説本ではない実物です。おすすめは、各美術館・博物館で催されている企画展・特別展。たくさんの作品がテーマに沿って展示されているのでおすすめです。とにかく数をこなす!くらいの気持ちで、片っ端から見て回りましょう。魅力が分かりやすいジャンルを選ぶ。とにかく見るのが大切、なのではありすが、やはり取っつきやすいジャンル、難解なジャンルがあります。例えば、だまし絵を特集した企画展や、猫の絵画を集めた企画展などは親しみやすいですよね。反対に、現代抽象アートはちょっと難しいかもしれません。単純に直感的に、笑える!かわいい!驚く!美しい!と感じられるような作品から始めるのがよいでしょう。例えば。歌川国芳アルチンボルド。ただの肖像画?いえいえ。よく見ると……顔が花でできています!ミュシャ。四季(春)美しさが分かりやすい、日本で人気の作家ですね。もしこのなかの1点だけを貰えるとしたら、と妄想してみる初心者から脱出すべく、企画展に行ったとします。貰った作品をどこに飾ろうかあの人にあげたら喜びそうだな、などと考えてみます。そうすると「自分の中の美的基準」が養われるのです。この「美的基準」が、美術鑑賞のためには極めて大切です。この作品をどう感じるか、ということは、自分の中の美的基準に照らしてこそできることなのです。更に、この妄想はとても楽しくできます。「雰囲気は好きだけど、我が家にはちょっと派手すぎるかな。」ウィンドウショッピングと同じ感覚で作品を見るのですから、つまらないわけがありません。もし上野の東京国立博物館などの大規模で人気のある企画展に行けば、ショップでポストカードが売っています。たかがポストカード。されどポストカード。選んだひと品がポストカードになっていたら、ぜひ買ってみましょう。自分が最も欲しいと感じた作品を手に入れる疑似体験ができます。これが、馬鹿になりません。ただのポストカードですが、数ある中から選んだひと品を購入する体験は、不思議な興奮と満足感を得られるのです。そんな経験を積み重ねていけば、徐々に自分の中の美的基準ができてきて、感受性が高まり、作品の良さを「感じ」られるようになってくるのです。
    まとめ 感じられるようになるには時間はかかるけど、諦めなければ誰にでも可能。ご紹介した方法は確かに時間はかかります。時間はかかりますが、こうして手に入れた感性は一生もの。最初は少し頑張らなければなりませんが、その先に待っているのは豊かなアートの世界です。無理せず楽しくゆったりと、を忘れずに、アートの世界へ入ってみませんか。

    第41章絵で食べていく最低限必要なこととは
    絵を描くことが好きな人なら「イラストレーターになってみたい」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、イラストレーターになってみたいけどどうやったらなれるのかわからない人も多いはず。資格試験があるわけではないイラストレーターは、これができたらイラストレーターという明確な基準があるわけではありませんが、イラストレーターとして食べていくには様々な高いハードルがあります。イラストだけで食べていける人は、ほんの一握りです。それでも、イラストレーターを目指したいという人は、どんなことをする必要があるのでしょうか?そして独学でイラストレーターになることは可能なのでしょうか?独学でイラストレーターになるにはどうしたらいい?
    1.自分の作品のクオリティを上げる
    2.Adobe PhotoshopとIllustratorを購入する
    3.自分のウェブサイト(オウンドメディア)を持つ
    独学でイラストレーターになるにはどうしたらいい?イラストレーターを目指すために「美大」「アートスクール」イラストレーター養成科のある学校に行くという方法もありますが、イラストを仕事にするという事を学生時代から決めている人はそう多くはないでしょう。私は純粋なイラストレーターかと言えばそうではありませんが、独学でイラストレーターになることは可能です。しかし、独学でイラストレーターとしてやっていくためには、最低限必要なことが3つあります。
    1.自分の作品のクオリティを上げる
    イラストレーターの世界は「完全実力主義」です。あなたがどんなにイラストレーターとして食べていきたくても、あなたの作品が一定水準に達していなければ仕事をもらう事は難しいです。また、どこかのゲーム制作会社やデザイン会社に入社しようとした場合は、過去の実績や絵を学んだ経歴などを見られるので、学校で絵を学んできた人に比べて独学の人は苦労するでしょう。実力があれば独学でも仕事をもらうことが出来ますが、その場合はコンペなどの受賞歴があると実力の証明がしやすいかもしれません。しかし、当然ながらそこも実力主義なのでコンペで勝ち抜くにはあなた自身の努力が必要になります。絵を描いている人は日本のみならず世界中にいます。フリーのイラストレーターを目指すのであれば、その人たちと常に争いながら仕事を勝ち得ていかなくてはいけません。
    2.Adobe PhotoshopとIllustratorを購入する
    絵の仕事をする時に「AdobeのPhotoshopやIllustratorを持っていることが前提になっていることが多い」という点です。仕事を発注して下さるクライアントさんの多くは、PhotoshopやIllustratorでの入稿を想定していることが多く、「互換性」の問題で、これらのソフトウェアを持っていないと仕事すらもらえない可能性があります。あなたが普段使っているイラストソフトで作品を作っても、先方の持っているAdobeのソフトウェアとの互換性がないと、あなたの作品を開くことすらできず仕事にならなくなってしまいます。イラストレーターを名乗るのに資格はいりませんが、Adobeのソフトウェアは必要であることが多いんです。そして駆け出しのクリエイターにとって最も辛いのが「AdobeのPhotoshopやIllustratorは高い」という点です。現在こそ月額性になっていますが、数年前までは約10万円ほどの永続ライセンスの購入が必須だったので、アマチュアには本当に手が出しにくいソフトでした。現在では、通常のAdobe Photoshop CC(Creative Cloud)ではなく、昨日を制限した初心者用のAdobe Photoshop Elementsであれば永続ライセンスの購入ができますが、今後イラストレーターとして食べていくには、月額性のAdobe CCシリーズのライセンスを購入する必要があるでしょう。Adobe Photoshop CC単体で良ければ、こちら(Adobe Lightroomもセット)がお得です。Adobe Creative Cloud フォトプラン一番安いです。
    価格を一覧で出すと、
    Photoshop
    (& Lightroom)
    IllustratorのみPhotoshop
    &Illustrator
    (& Lightroom)
    12ヶ月 11,760円 15,696円 21,614円
    月額980円1,308円1,800円
    ※Lightroomはプロの写真編集用ソフトで、RAWデータを使用したり、一眼レフでの撮影が多い人のための専用ソフトです。
    3.自分のウェブサイト(オウンドメディア)を持つ
    自身の絵のクオリティを上げ、AdobeのPhotoshopやIllustratorを使いこなせるようになっておくことはあなた自身のスキルアップのために必要な事ですが、それだけでは仕事を得ることはできません。あなたの作品を多くの人に見てもらって評価をしてもらい、興味を持った方があなたにコンタクトを取りやすいようにする必要があります。名刺を作ったり紙媒体のポートフォリオを作成して郵送するという方法もありますが、私はこちらの「ポートフォリオの郵送や持ち込みは効果があるの?」の記事で書いたように、郵送する方法はあまりお勧めしていません。その代り、自身の作品や実績のみならず、あなたの人となりが分かるようなオウンドメディアを運営することで、独学でも仕事の依頼が舞い込んでくる可能性を高めることが出来ます。絵を描く能力と、自らの作品を売り込む能力は別物です。フリーのイラストレーターとして活躍するためには、自分の作品を売り込む能力を磨く必要があるでしょう。平均収入は200~300万円と、よほどの売れっ子以外は大卒初任給の平均を下回る人も少なくありません。イラストで食べていけるようになる為にも、しっかりと実力を磨いて仕事をバンバン受けることが出来るように努力しましょう。

    第42章美学とは 、私なりの感想
    価値には美、利益、善がある。
    美とは何か、美を美の価値と考え、100をmaxとすると
    次のように考えられるのではないか。

    或る美術品の価値xは
    現実そのものの良さ50
    現実の衝撃度 10
    芸術家の歴史 10
    技巧     10
    心      10
    精密さ    10
    計      x=100
    ただし見る者の知識や感性(a)によって変わってくる。
    a = -0.3~+0.3
    x= (1+a) × x

    感性があり知識がある人が最高の美術品を見れば
    例えばモナリザを見れば103の美的価値を得ることになる。
    しかし、これは利益や善の価値とは別問題、次元が異なる
    ことを明記しておきたい。

    第43章絵がうまくなる方法
    結論を話すと、手順はこうです。 
    ①そのとき自分が描きたい絵、目標とする絵をさがす
    ②目標にした絵の描き方を真似して絵を描き、完成させる
    ③描きたい絵と比較して、改善点を見つける【改善】
    【繰り返し】また③の改善点を踏まえて①に戻る(新しくゴールの絵を設定する)
     順番に手順を解説しますね。
    ①そのとき自分が描きたい絵、目標とする絵をさがす【ゴールの設定】これは、ゴールを設定するということです。これは1枚1枚、そのとき描く絵に対して毎回決めます。pixivで探しても良いし、雑誌や漫画などから見つけても良いと思います。イラスト集とかから選んでも良いと思います。毎年発行されてるこちらの「ILLUSTRATION」のシリーズ↓は、勢いのある様々な絵描きさんの絵をまとめてチェックすることができます、自分が描きたい絵を毎回決めることで、やるべきことが明確になります。目標とする絵の選び方に関しては、自分の決め方で決めるのがいいです自分の目的に合わせて、描きたい絵のゴールを設定してくださいやりたいことや描きたい絵のゴールがない人は、まずはワクワクできるゴールを設定するのが最初だと思います。目標としてた絵に近いものが再現できるようになると、次は同じような絵はゴールに設定ません。より高いレベルのものを選ぶはずです。②目標にした絵の描き方を真似して描いて、完成させる【実践】まあ、要は見本を参考に、自分の絵を描くってことです。模写するのではなく、同じ描き方で、同じ見た目になるように描くのが大事です。最初から「ラフだけど勢いのある絵が描きたい!」というゴール設定をしたならいいですが、最終的にカラーの絵を描きたいなら、最初からカラーの絵を描いた方がいいです 
    ③は最後に改善をします。
    自分の描き方のどこに問題があったか。次はどうやって描けばいいか。ゴールに設定した絵師さんと何が違うのか考える。分からなければ調べる、他の人の絵を見る、人に聞く、などです。ここは②とほぼ同じなのですが、描き終わって完成してから考えないと、気が付けない自分の絵の問題点もあったります。そこに気が付いたら②と同じく、その都度調べます

    第44章絵がうまい人、へたな人

    絵が下手な人の性格や特徴

    ①雑なところがある

    絵が下手な人の性格や特徴一つ目は、雑なところがあるということです。細かいことを気にしないことで、緻密な絵が描けなくなってしまいます。

    ②才能がないのに努力が嫌い

    絵が下手な人の性格や特徴二つ目は、努力が嫌いだということです。努力をすることを拒むようなら、画力はいつまで経っても上がりません。

    ③全体像を捉えるのが苦手

    絵が下手な人の性格や特徴三つ目は、全体像を捉えるのが苦手だということです。全体的なバランスで絵を描くことができないから、いつまで経っても画力が上がらないのです。絵を上手に描けるようになりたいのなら、全体のバランスを取れるようになりましょう。

    ④想像力がない

    絵が下手な人の性格や特徴四つ目は、想像力がないということです。絵が下手な人は想像するのが苦手です。頭の中で絵の構造を考えることができないために、上手な絵を描くことができないのです。一方、絵が上手な人は頭の中で上手に絵の構造を想像することができます。そのイメージ通りに書くことができるため上手なのです。
    絵が下手な人の性格や特徴⑤才能がないせいにしている
    絵が下手な人の性格や特徴五つ目は、才能がないせいにしているということです。才能のせいにしてしまうのではなく、いかに努力をするかというところに重点を置きましょう。

    ⑥諦めグセがついている

    絵が下手な人の性格や特徴六つ目は、諦めグセがついているということです。途中で諦めてしまう癖のついている人は、絵を上達させる前に努力することを頓挫してしまいます。

    ⑦実物を確認しない

    絵が下手な人の性格や特徴七つ目は、実物を確認しないということです。絵が下手な人は、対象となるものを観察しようとしません。そのため、上手に模写することが不可能となってしまうのです。絵が上手になりたいのであれば、普段から周りのものをよく観察するようにして、イメージを膨らませるための一助としましょう。

    ⑧丸を描くのが下手

    絵が下手な人の性格や特徴八つ目は、丸を描くのが下手であるということです。反対に丸を描くのが下手だと絵も下手な傾向にあります。なぜならイラストはほとんどどれも直線ではなく丸みを帯びているからです。

    ⑨絵に対して苦手意識を消せないでいる

    絵が下手な人の性格や特徴九つ目は、絵に対して苦手意識を消せないでいるということです。絵が下手な人の原因として考えられるのは、絵に対しての苦手意識を持っていることです。「自分は絵が苦手だ」と思えば思うほど、本当に絵を書くのが下手になっていってしまうのです。自己暗示をかけてしまうのはやめましょう。

    ⑩記憶力が悪いのが原因

    絵が下手な人の性格や特徴十つ目は、記憶力が低いということです。絵を描くときは、模写でない限り自分の頭の中にイメージを膨らませて描くはずです。それをするのが下手な人は、物を見て記憶できていないことが原因であると考えられます。絵が上手い人の性格・特徴9選

    上手い人の性格や特徴

    ①細かいところにも気を使える

    絵が上手い人の性格や特徴一つ目は、細かいところにも気を使えるということです。細かい箇所にまで気を配ることのできる人は、絵に対しても同じような姿勢をとることができます。

    ②資料を活用する力がある

    絵が上手い人の性格や特徴二つ目は、資料を活用する力があるということです。資料を生かすことができるかできないかで、絵の上手さには雲泥の差が出ると言っても過言ではありません。

    ③左脳ではなく右脳が発達している

    絵が上手い人の性格や特徴三つ目は、右脳が発達しているということです。右脳が発達している人は、視覚能力に優れていると言われています。視覚に関する能力が高いことと絵を描くのが上手なことには密接な関係があります。視覚能力が高ければ、空間を捉える能力も高くなり、上手にイラストを描くことができるのです。

    ④絵を描くのが好き

    絵が上手い人の性格や特徴五つ目は、観察力があるということです。絵を描くのが上手な人は、人や物を観察する力があります。正確に観察することができるからこそ、それをうまく絵に表すことができるのです。これは才能によるところが大きいでしょう。しかし、努力次第で観察眼を養うことも可能です。

    ⑥手先が器用

    絵が上手い人の性格や特徴六つ目は、手先が器用だということです。身もふたもない話ですが、手先が器用な人は、絵の上達も早く、元から才能があるため練習をしなくともそれなりのイラストを描くことができます。

    ⑦バランスをとるのが上手

    絵が上手い人の性格や特徴七つ目は、バランスをとるのが上手だということです。絵が上手い人は、バランス感覚に優れています。イラストを上手に見せるには、何より全体のバランスがとれているかどうかを大切にすべきなのです。

    ⑧努力家

    絵が上手い人の性格や特徴八つ目は、努力家であるということです。絵が上手い人は、そこに至るまでに努力をしています。努力あってこその上達なのです。ただ「絵が上手になりたい」と思うだけではなく、着実に努力をすることが大切です。

    ⑨構図を考えるのが得意

    絵が上手い人の性格や特徴九つ目は、構図を考えるのが得意だということです。絵が上手い人は、全体の構図を考えるのが得意で、そのイメージを思い浮かべることができます。だからこそ、構図どおりにバランスの良い絵を描くことができるのです。苦手な人にありがちなイラストの描き方は?

    絵が苦手な人にありがちなイラストの描き方

    ①顔の向きがいつも同じ

    絵が苦手な人にありがちなイラストの描き方一つ目は、顔の向きがいつも同じであるということです。絵が苦手な人の描くイラストは、いつも同じ顔の向きばかりです。これでは、絵が上達するわけもありません。絵が得意になりたいのなら、様々な角度からのイラストを描くようにしなければならないでしょう。

    ②苦手なパーツを省略する

    絵が苦手な人にありがちなイラストの描き方二つ目は、苦手なパーツを省略するということです。絵を描くのが苦手な人は、描きづらいパーツを省略して描いてしまいます。苦手なものを練習しないことには、いつまで経ってもイラストを上達させることはできないでしょう。

    ③陰影をつけない

    絵が苦手な人にありがちなイラストの描き方三つ目は、陰影をつけないということです。絵を描くのが苦手な人は、イラストに陰影をつけません。反対に絵を描くのが上手な人は、イラストに自然な陰影をつけます。それによって、絵が立体的に、いきいきとして見えるのです。絵に表情をつけるには陰影をつけることが必須です。絵が下手な人が絵が上手い人になる方法は?

    下手な人が絵が上手い人になる方法

    ①左手で絵を書いて右脳を刺激

    絵が下手な人が絵が上手い人になる方法一つ目は、左手で絵を書き続けることです。なぜ左手で絵を描き続けることが有効なのかというと、脳の働きに関係しているからです。左手で絵を描くと、感性を司る右脳の働きが活性化します。人間の脳は、右手で絵を描くと左脳が、左手で絵を描くと右脳が活性化されるのです。
    右脳は空間認知能力に関係する働きをしているので、左手で絵を描くという行動によって右脳を活性化させると、絵に遠近感や影の表現をすることができるようになるというわけです。目から鱗な方法かもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。

    ②模写をしてみる

    絵が下手な人が絵が上手い人になる方法二つ目は、模写をしてみることです。模写をすることによって、上手なイラストがどのような構成でできているのかを肌で感じることができます。それを何度か続けたら、感覚として上手なイラストの特徴をつかめるようになるはずです。それをオリジナルのイラストにも反映させましょう。
    特に、自分の好きなイラストやお気に入りの作家さんのイラストの模写をすれば、やる気が上がるだけではなく、上達も早くなるはずです。お手本とするイラストにもこだわって、楽しく練習してくださいね。

    ③ひたすら練習して才能をカバー

    絵が下手な人が絵が上手い人になる方法三つ目は、ひたすら練習することです。絵に限らずなんでもそうですが、不得意な状態から得意な状態に持っていくためには、努力をすることが欠かせません。なかなか上達しないと焦ってしまうこともあるかもしれませんが、それでもひたむきに努力を続けましょう。下手な人が絵が上手い人になる方法を実践しよう!
    絵が下手な人も、努力次第で絵が上手い人になることは可能です。その方法には様々なものがありますが、一例としてこの記事で挙げたような方法を用いると、上達することは間違い無いでしょう。また、自分と絵が上手い人との違いを見つけて、そこを埋めるための努力をすることもおすすめです。
    絵が上手に描けるようになったら、趣味のイラストも楽しくなること間違いなしです。せっかく絵を趣味にするのなら、上手に描けるに越したことはありませんよね。脳や才能の問題も絡むのが絵の世界ですが、どんなに才能がないと自覚している人でも、その差を埋めることができないわけではありません。

    上達するのに時間がかかったとしても、絵を描くことが好きだという情熱を捨てないようにして、これからも楽しんでイラストを趣味として続けてくださいね。

    第45章魅力的なうまい絵とは
    絵を魅力的に描くということにおいて大切なことは絵が放つ雰囲気や世界観が出せているかどうかです。極端な話、下手でも世界観や雰囲気、要は伝えたいこと、自分の内なるものが前面にでていればそれでいいのです。それを無視して技術ばっかりを追い求めてしまうとすっからかんの中身がない絵になってしまいます。どうせなら見る人の頭に強烈なインパクトを残したほうが楽しいですよね。絵描きにとっていちばん嬉しいのは「上手い」よりも「なんかわからんけどいい」とか「すごい引き込まれる」とかです。もっと言うと「上手い」のは当たり前なんです。だって絵描きなんだもの。大事なのはそこから先のことでしょ?伝えることが何よりも大事なことです。絵は自分の「内なるもの」を紙の上に表現する芸術です。ただ、自分の内なるものを正確に表現するためにはそれなりの技術だったり知識があったほうが、より見る人に伝わりやすいというだけの話です。たとえば子どもが描く絵は下手だけど、妙に伝わってくるナニカがあります。それは子どもには上手く描こうとかそういった余慶な気持ちがないから。彼らは純粋に楽しいから描いてるだけです。ただ描きたいから描いてるだけです。描いてるときもただ無心で何かを表現しようとしています。だから一切迷いがありません。その迷いのなさがより明確に、手を通って紙の上に"自分の中のナニカ"を爆発させます。ここがめちゃくちゃ大事なところですね。芸術っていうのは、音楽でも絵でも彫刻でもなんでもそうですが、自分の中にある"ナニカ"が一番大事なことです。極端な話、下手でもいいんです。伝われば。上手くても何も伝わってこない人もいます。そんな絵に魅力を感じますか?技術や知識はあって損するものではありません。でもそれはあくまで実際にその物事に取り組んでないときに考えるべきことなんです。たとえば描き終えた絵を見ながら「もっと技術があればこの波の表現もっと水っぽくなるのになぁ~」って考えるのは素晴らしいことだと思います。でも描いてる最中にそんなことを考えていたらそれは邪念にしかなりません。そういうのって全部紙の上に表現されちゃうんですよ。だから描くときは全身全霊をかけて描くことに集中するこれが魅力的な絵を描く最大のコツであり、最初の一歩です。いかに自分の身の周りのものに触れてそれに対して心を動かせるかどうか。心を動かされることによって感性がどんどん研ぎ澄まされていきます。その研ぎ澄まされた感性が自分の中の"ナニカ"を成長させてくれるのです。これはもう一種の魔法のようなものです。
    ックヒストリーを考えてみる、たとえば人物画を描くとき。その人がどんな性格なのか、何に感動する人なのか、短気なのか、おおらかなのか、どんな人生を送ってきたのか、などなど、細かい設定を考えて描いてみるとそれだけでも絵は変わります。そうすると、じゃあ今この瞬間何を考えてるのか。そうなるとこのポーズはちょっとおかしいなとか、これはこの人っぽくないなとか、いろんなことがみえてきます。 
    絵は1枚の紙の上に自分が描きたいものを描きます。それはひとつの枠の中に収めなくてはなりません。一部分を切り取って枠の中に収めますが、実際には枠の外まで風景は広がってます。その外のことまで細かく考えてみるのです。ここから先はどうなってるんだろう。枠の中は平和にみえても実は枠の外はものすごい凄惨な場所だったり。逆に意図的にあえて不自然なところで切ることによって観る人に考えさせるということもできます。切り取った写真だと木の上の部分までは見えていないのでどんな木かわかりません。そういうところまで細かく設定して描くことで、絵の深みが出やすくなります。
    細かいところまで描き込む、バックヒストリーにも通ずるところがありますが、その絵に登場するものの細かいところを描きこんでみる、というのも面白いですね。たとえば人物画だったら、目の下に傷の跡があるとか。服が微妙によごれてるとか。そういう細かいところまで描くことで必然的に自分の中でその裏の設定が出来上がります。そうすると、不思議なことにそれだけでも深みは出てくるのです。『もののけ姫はこうして生まれた』というドキュメンタリーで宮崎駿氏はキャラクターのひとりひとりの設定をめちゃくちゃ細かいところまで考えていました。中でも特に面白いと思ったのが、モロという山犬の声を担当した美輪明宏さんがアフレコで、モロとオッコトヌシ(いのししの神様)の会話のシーンを録音してる最中に何気なく「はぁーい」、と返事をしたのを宮崎さんが聞いてニヤリとしました。そのわけは、「モロとオッコトヌシは大昔いい仲だった」という設定をそのときに思いついた、とのことです。そういう感じを出してくださいと美輪さんに伝えて実際に声をあてると、それまでのものと全然違うものになりました。よろしければ見てみてください。マジでためになります。力を持たせるために必要なのはそういうことです。それを表現するために技術を習得したり、知識を学んだりする。順番を間違えるとつまらないものが出来上がってしまいます。そしてなによりもそれを楽しむことが一番大事なことです。

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